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Wednesday, April 12, 2017

那須岳の遭難に思う2 …新たな教授法?

■ 那須岳の続報

こちらにニュース解説が出た。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3025424.htm

今までも、「ベテラン」「経験豊富」というキーワードは疑問視されてきたが・・・

■ 初心者とは?

山の世界では、

  分かっていないことが分かっていないのが初心者、

と言われる。

おそらく、この先生たちは、この山に雪崩学の知識が必要だ、ということ自体がわかったいなかったのではなかろうか?典型的な初心者像である。

憎むべきは無知、であって、無知による過失は、子供の過失と同じなので責任を問うことができないかもしれない。

もちろん、死者を出したのだから、知らなかったでは済まされないのではあるが…

■ 山の雑誌が想定している読者の理解レベル

ゆとり教育ではないが…日本人の知的レベルは、例えば50年前と比較して、総じて下がっている、と想定して良いと思う。現代の大学は詰め込み教育になり、考える教育、真の能力は育っていない。

そのような社会情勢を反映して、雑誌が想定している読者レベルは下がっている。一般に新聞は小学校6年生でも分かるように書け、と言われる。

昨日は、クライミングの研究で(笑)、ロクスノを読んでいたが…ロクスノ、もう、くどいくらいに丁寧に上達法を書いてあるのである。6年生、あながち間違っていない…。

一方、このような説明が山登りでされているか?アルパインでされているか?というと、たぶんされていないだろう…

■ 求められているのは教授法?

昔は登山はエリートのもの、だったのである。成功者ばかりが登山の歴史では名を連ねている。パワフルな人たちの集まりである。

一方、現代の登山は、大衆化の一途をたどっている。

大衆化と同スピードで、登山教育の教授法が大衆向けに変遷して来たか?というと、ちがうのではないか?と思う。

求められているのは、6年生にも分かるような誰にでも分かる教授法、のほうなのかもしれない。

このような事故が繰り返されないためには、きちんとした山ヤ(最低でも厳冬期の冬壁レベルまでは到達した人)が指導しなくてはならないだろうが、厳冬期の冬壁を経験していることが一つの山ヤとしての最低条件である、ということすら、世の中では知られていないかもしれないと思う。

こちらのブログも要チェック。


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