Monday, April 18, 2016

危険不感症

■危険不感症

去年の3月にもらっていたハゲオヤジさんのコメントをまとめる。

・大きな問題は、そんな無知・軽率な人を登らせてしまうリーダー

・自身は問題なく登れるレベルなのでしょうが、メンバーの安全安心を配慮しない(できない)、「危険不感症」の人はリーダー不適格

・雨予報の出ている日に雨具不携行の参加者へ一言するのは当然のこと

・領域の線引きは、森林限界地形と雪量を基に、

 ・雪崩が出るか
 ・雪庇があるか
 ・ザイルを出すか
 ・悪天下で行動できるか、
 ・エスケープルート

・谷川岳などの上信越の山は格段に雪が多くなり、低いところの谷沢地形や樹林帯のちょっとした斜面でも雪崩がある

・北アルプス・南アルプス・中央アルプスの前衛峰にも急峻なガリーや岩尾根・やせ尾根を通過しなければならない危険箇所があり、そういったところも(雪上訓練を受けていない人は)禁止領域

・雪訓は、冬山に入る山岳会では、その前に通過しなければならない「プロトコル」

高齢者がいるのなら、年一度の「健康診断」

・高齢であればなおさら、そこで健康(つまり技術)を、確かめねばなりません

・これが毎年シーズン出来ないのなら、アイゼン・ピッケルの必要な山への山行はやめるべき

・「まともな山屋の先輩は仕事が忙しくて」 とありますが、新人を育てる気がない先輩を、「まとも」とは言えません。 

忙しい、というのは、ただの「わがまま」

・「雪訓」をやらずに冬山に行くのは、「無責任」プレイです。

・それは、「岩ゲレンデ訓練」をやらずに岩V・ルートにゆくのと同じ。

・また、技術訓練と同時に大切なのは、訓練を通じて、「互いの気ごころ」に触れること

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