Friday, March 25, 2016

上達の速度

■アイスを振り返る

今日は甲府はほどよい小春日和だ。陽だまりが心地よい。春だな~と感じる。

日向に移動して、アイスアックスを研ぐ・・・うーん、幸せだ。

いや~今年のアイスは良く遊んだ。スタートが実質2月からだったとは思えない躍進だ(笑)。

3月は縦走の予定もあったが結局アイス。2、3月はアイスに捧げた感じだ。当初、今年のアイスは氷結が悪いから、フリーを頑張ろうと思っていたのとは全く違う結果になった(笑)。

フリーも頑張らなきゃなぁ・・・。

■ パートナー

クライミングが遊べるかどうかは、パートナーの有無による。 

しかし、パートナーが必要と言うことは、社会性がそこに出てくる、つまり関係性が出てくる、と言う意味だ。

恋愛と同じことで、一方的に支配関係に持ち込みたい人もいるし、そうなると、こちらは完全に”都合の良い女”扱いされなくてはならない。

自分の予定に相手を合わせさせる、費用を出させる、などだ。

逆もある。自分に依存してもらって、自分以外のパートナーとは山に行けないようにしてしまう・・・など。

どちらも、自分が山に行きたいだけで、パートナーは、単なる都合の良い、その道具になってしまっている。

■ 上達の速度

以前、一緒に組みませんか?と言ってきてくれた関西のアルパインのクライマーは3年目の人だったのだが、人工壁だと5.10b、cくらいを登るようだった。

私は当時初年度だから、人工壁の5.10aが精いっぱいだったのだが、2年目の去年では別に毎日クライミングしていなくても、人工壁の5.10Aは難しくなく、10bcが触れる。

外の岩なら限界グレード5.10A。でも5.9と5.10aの違いは明瞭に分かる。岩でもアイスでも、4級には安定感が出てきた。・・・というようなことを考えると、3年目では5.10b,cが視野に入るわけで、じゃ普通のスピードで成長しているのではないかと思う。

誰だって、3年やれば、そうなるのかも? 単に年数の蓄積だから、あまり期待せずにいたら、いいのではないだろうか?

それ以外に上達する人は、最初から才能が開花中な人なので、完全別コース。 

というわけで、凡人は凡人なりのスピードで成長すべし・・・大体暇人なんだから、急いで成長しても仕方がない。

長期熟成のパンのほうが絶対においしいのと同じことで、短期的に上達するより、長期計画の方が良いに違いない。

岩に行けない間に勉強しておくことはたくさんあるのだし。


No comments:

Post a Comment