Friday, November 20, 2015

岩を予習中

■ 連休のクライミング予習

明日は初めて、湯河原幕岩に行くので、楽しみにして予習しています。

どこを登ろうかな~♪ ルンルン♪

5.7以下 アップ用?
  アッチョンブリケI 5.5
            Ⅱ 5.4
5.8 
 おせっかい 5.8+★
 サムシング 5.8 +

5.9
 小ハング右凹角ルート 5.9★★
 エミリー 5.9 NP
 No.3 ルート トラッドフリー
 馬が踊る 5.9 2P ★
 逃げるロバ 5.9 
 ポニーテール5.9 ★★
 コナン 5.9+ ムーブを読む、初めてのリード
 
5.10代
 No1ルート 5.10A ★★
 小ハング左凹角ルート 5.10b/c ★★
 ジムシー 5.10c ★

≪参考サイト≫
http://www.ne.jp/asahi/gamera/climb/sr-g.htm#yugawaramakuiwa
 
■ 自分で行く = 予習する

行くのは、講習会です。

 講習会に行く=利用する側に主体性がある。

・・・というところが、ガイド登山であれ、山岳会であれ、連れられ登山の対極にあるような気がします。

講習会に出る人こそ、主体的に登山を学ぼうとしている人のような???

つまり、自分が教えてもらいたいから、講師にお願いするという感性なので。

そういう流れだと人は予習します。

私も今まで、山岳会の先輩や師匠に岩場に連れて行ってもらっています。それは 1点で正当化できます。いや、1点でしか正当化できません。

 初心者にとっては、正しい判断をするための情報(知識、見識)がない

つまり、先輩でないと、判断できないことがあります。初心者は、自分がどのような場所が今のスキルで適した場所なのか?その判断のための情報がない、です。

その場合、適した場所を提案してもらい、連れて行ってもらうしかありません。それがいわゆる経験なのです。

■ 連れられ登山

 連れて行ってもらう=ただついて行く

になってしまうケースは、力関係が逆転している場合、おかしなことになります。対等のパートナーだとどちらが連れて行ってもらう側かは双方に明らかなので、大体同じくらいに互いにメリットがあるように調整する気持ちが自然と働くはずです。

私もたくさん、連れて行ってもらっており、本当にありがたいことだな~と思ったりするのですが、初めて行った屋根岩2峰から、ちゃんと地図やトポを調べていっていました・・・それは、前に連れて行ってくれた人がいたからです。

最初はトポって何?状態でした。何を知らないのかも知らない状態では、やはり教えてもらう必要があります。

岩も、一般登山同様、自分で行くのと、先輩に連れて行ってもらうのは、大違いだな~と、あらためて感じています。

やっと登りたい課題を整理していくほどに成長したってわけですね~

このような予習ができるまでに、つまり補助車が外れるまでに、だいぶかかったのです。1年10か月です。

それはまぁ仕方がない部分もあります。登れる壁自体がほとんどなかったので(笑)。

相方と行っていたときは、一度先輩に連れて行ってもらった、ずっと同じルートに行っていました。まぁ、そこしか二人でつるべで登れるところがなかったんですから仕方ないですね(笑)。

私は山岳会を退会した今、自分が依存症に陥っていたことに、今となって気が付きました・・・

どこへ行くか?先輩が提案してくれていました。きっと、先輩は、初心者でも登れそうなところはどこか・・・という発想をしていたでしょう、自分が行きたいところ、ではなく・・・。

もし、山岳会に入ったままだったら、ずっと気が付かないまま、連れられ外岩で終わり、ということになっていたかもしれない。

岩に行くということは、トポを見るということですが、さてどれに登ろうか?と言う時に、

 今〇〇を練習したいから、××に登る

という発想になかったのです。

たとえば、

 ・易しい岩場で基本動作に習熟したい → 十二ヶ岳ゲレンデ
 ・ロープワークに習熟したい → 三つ峠でマルチ

というように、何をしたいか?で選ぶべき場所が違ってきます。

それは、経験を積まないと、どこの岩場が何の練習に適した岩場かが何も分からないので、最初のうち、連れて行ってもらう状態なのは、仕方がないことなのですが、そこから自立する、という段階に移行するか、しないか・・・ それが大問題です。 

いったいどうしたら、このような転機が訪れるのでしょうか???

 何年たっても、何10年経っても移行しない = 不良債権化 

だからです。

私にとってきっかけは、山岳会の退会と退会について背中を押してくれた、モウアラさんとの出会い、その他岩場での人との出会いです。

■ 岩の予習の仕方

1) 岩場へのアプローチを調べる
2) 岩場のトポを用意する
3) 課題の情報を集める もしくは、推奨ルートを探す 
4) 自分のスキルで登れそうな課題を探すか、トップロープが登らなくても張れる課題を探す

■ 仕方がないけれど

自立しようという心は、一体何で生まれるのでしょうか・・・

岩場に連れて行ってあげたいな~と思う人はいるのですが、なんとなくまだ資格に達していないような気がします。

リードの条件は、本人が落ちるか落ちないか察知できる、ということだと以前読みましたので・・・。

でも、私も十二ヶ岳の岩場に初めて行った時に、リードフォローの手順やロープワークに基本的な問題はなかったとはいえ、先輩をひっぱったり、ローワーダウンで出しすぎたりもしていますし、人工壁に通っていたとはいえ、自分が十分岩場デビューする資格があったかどうかは分かりません。

とはいえ、その時点で、ビレイは出来ていたし・・・人工壁での練習を否定する人もまだいますが、人工壁でないとビレイの確実性は高められません。

さらに言えば、ルートに行くには、その前にきちんと地図読み力と体力が、最低レベルでクリアできていないとダメなのですが・・・山岳会に来た時点で、私は厳冬期黒戸尾根は済んでおり、テント泊単独縦走も4泊5日で済ませ、地図読みもすでに講習会に何度か出て、コンパスと地図を持ってこないという段階は過ぎていました・・・。冬靴もっていない、ということもなかったのです。

地図を持つとか、テント技術とか、雪とか、縦走登山での基本をおろそかにして、岩に先に行ってしまうと、登山者として大事なことがおろそかになり、その人を将来危険に陥れてしまいそうな気もしないでもないです。

とはいえ、人に厳しく自分に優しくはなりたくなく、私自身も、初めて十二ヶ岳の岩場に行った時は何も知りませんでしたし・・・。

でも、連れて行ってもらって、2回目はリード&ロープワークは教える側、3回目はつるべでしたけれど・・・。

≪こうするのがイイのでは?案≫

 1) 二人組 + 先輩 で連れて行く  = つまり、次回は二人で登りなーって意味

 2) 初回から、二人組で自立できることを目指した指導をする
     一回リードフォローで登ったら、二人でつるべをさせる

 3) 次のステップへつなげる何かを行う 例: 下見など


こうして考えると、山岳会も、パートナー候補と二人一組で、入会してもらうのが一番いいのかもしれません。

私は会の中では、パートナーが見つからず(かなり頑張ったなーと自分でも思うのですが)、退会しましたので。

≪頑張った歴史 その1≫

  1. 2014年8月23日 奥秩父 太刀岡山左岩稜 先輩が指導してくれた
  2. 2014年8月13日 三ツ峠マルチピッチ 自主トレつるべ 初めてのダブル
  3. 2014年7月13日 小川山 春のもどり雪 自主トレ つるべ
  4. 2014年7月12日 三つ峠 マルチピッチ クライミング 自主トレ つるべ
  5. 2014年6月29日 小川山 八幡沢 春のもどり雪 自主トレ つるべ
  6. 2014年6月22日 十二ヶ岳の岩場 自主トレ つるべ
  7. 2014年5月25日 小川山八幡沢 春のもどり雪 先輩が連れて行ってくれた
  8. 2014年4月13日 残雪期 蓼科山 個人山行
  9. 2014年4月6日 八ヶ岳 南沢大滝 アイスクライミング トップロープ

クライミングではなく、本チャンへの移行(岩グレード≠ルートグレード)がスムーズにいかなかったケース。

≪頑張った歴史 その2≫

  1. 2015年6月14日 丹沢 本間沢 
  2. 2015年6月13日 奥秩父 ナメラ沢 (L)
  3. 2015年5月5・6日 某所 クライミング
  4. 2015年4月26日 三つ峠 クライミング 
  5. 2015年4月19日 某所クライミング 
  6. 2015年3月22日 ジョウゴ沢から硫黄岳 (L)
  7. 2015年2月28日 八ヶ岳 南沢小滝 アイスクライミング (L)
  8. 2015年1月11日 チョキ (L)
  9. 2014年6月3日 人工壁

クライミングの基本(リードするまえにアンザイレンするということ)が疎かだったケース。

こうして振り返ると、クライミング&縦走登山の基本が基本的に十分摺合せ出来ている、ということが大事だと思います。

ルートに出る前に、しっかり摺合せしておかないといけませんね。 

No comments:

Post a Comment