Thursday, April 9, 2015

沢用ザック検討中・・・

今日はちょっと寒い朝です。久しぶりに窓が結露。

■ 芽吹きの時期

しかし、温かかった先週よりも、木の芽が芽吹き始めました。欲しかったのは気温というより、水分だったのかなぁ…。

裏山はうっすら緑色です。ほんの数日で。

■ 山容

しばらく前に、家の近所の、長らく空家になっていたガソリンスタンドと、その隣の販売不振を絵に描いたようなディスカウント酒店が解体され、コンビニになりました。邪魔だった廃屋が撤去されると…

その奥に裏山が全容を現しました。綺麗な対称形の山です。

山容で、山に登ってみたいと思うことが私は少なかったのですが、それは今の時代建物で山が隠れて、山の姿自体が見えないからではないかと、ふと思ったのでした。てっぺんだけ、ちんまり見えたところで、あんまり登ってみたいとは思わないのではないかと…。

山容が見えたその山は、大笠山と言う名前で、本当に大きな笠のような形をしていました。この山を見て、直登しようという人はいないだろうなぁ…。

■ 甲斐駒 & 高所恐怖症

我が家の裏路地は、甲斐駒まで通り抜けてすっと見えます。だから甲斐駒には登りたかったのです。買い物帰りに見えるから。

でも甲斐駒は麓まで行って見たい!と思っていただけで、まさかてっぺんまで登れるとは、それも厳冬期1月に登れるとは思っていなかったので、感動です。黒戸尾根ってうちの旦那さん大丈夫なのかなぁ・・・ なんか高所恐怖症だからダメのような???

でも無雪期に上から確保も何もないでしょうし・・・。甲斐駒は裏口登山でも結構大変で、彼は怖くなってしまいそうな気がしたのです。でも、甲斐駒、山梨にいるんだから登った方が良いですよねぇ・・・。

会山行で甲斐駒がないかなぁ・・・そうしたら、夫も一緒にどさくさに紛れて登れるかも?

■ 前穂北尾根みたいな節刀ヶ岳

節刀ヶ岳へ行った時、形が前穂北尾根のようだ、と聞かされていました。節刀ヶ岳って一体どういう名前なんでしょう?なんだか小刀みたいな名前だなと思っていたんですが、いくつも小さな鋭い峰が連なる尾根が、前穂北尾根ちっくなのだそうです。ようするにゴジラの背みたいなことです。

たしかに中央道から節刀ヶ岳を眺めるとそのように見える瞬間がありますが、北尾根はその尾根ではなさそうな感じでした。

でも北面の尾根には違いない…山の形って、どこから見るかで、様々に形を変えます。なので、確認したい思いにかられます。

確認したいために行きたいのです(笑)。単純に立体に関する興味です。

■ 立体に対する興味 やまつみ

私は登山の最初の頃、立体地図が欲しくなり、じーっと眺めていたら、夫がそういう私をかわいそうに思ったのか、買ってくれました…(^^;) 八ヶ岳です。

立体地図と言えば、この分野ではやまつみというおもちゃ?模型があります。私は暇人ですが、いくら暇でもしたいと思えないほどの緻密さ…。

http://www.yamatumi.jp/index.html

いつも思うのですが、粘土で山の形を作ると楽しいかな~と思ったり… でも、日本の山ってどこから、どこまでが一つの山であるか分かりづらいです。

富士山や蓼科山は作りやすいけど、御坂黒岳ってなると…どうしよう…なります。

最近では3Dの立体地図を印刷できるようです。http://cyberjapandata.gsi.go.jp/3d/


■ 沢の地形

私は海外でも一人旅行が好きです。初めて行った海外は一人旅でパリです。パリは、碁盤の目ではなく、放射線状に道路が展開されています。イメージは神経節みたいな感じ。その道路の作られ具合は、なんとなく山と似ています。

山では尾根から尾根が派生しますが、尾根の派生が大体3つに分かれることが多いように思います。

尾根を裏返すと、沢になるわけですが、私は沢の経験は少ないので、まだちょっと沢については、よく分かっていません。

沢は流水量などもあるみたいだし… そういう意味で、沢に、ちょっと興味を引かれるのです。

別に滝に登りたい、というわけではなく、沢の成り立ちみたいなもの? 

尾根とはこういうものだ、と分かっているものの、沢バージョンを分かりたいな~という感じです。

だから、特に景観に優れた沢でなくても、滝がいっぱい出てくる沢でなくてもいいのです。汚い沢は嫌ですけど。

裏同心の記述を読んだとき、”いかにも裏的な”と書いてあったので、とたんに、「ま、裏同心はついででいいや~」と思ってしまいました(笑)。初心者コースだから行かないといけないけど、広河原沢のほうがご褒美でいい。峰の松目沢も景色が素晴らしい場所でした。

■ 今甲府盆地はピンクです

今甲府盆地はピンクでとても美しいです。 しかし、そんな美しい時期に、なぜか会山行は、まだ冬のエリアの山・・・しかも登頂1時間、運転2時間。甲府より遠い富士吉田からは+1時間。

やっぱり、山にはお得度みたいなものがあり、そこへ行く理由と言うのがあります。

マーケティングというのは、よくハードセリングと誤解されていますが、整合性がある、という意味です。売りたい相手が明確で、売りたい相手が買いやすい工夫が髄所に矛盾することなくある、という意味。

同じことで、山もテーマがないと。 4月はやっぱり芽吹きや花を楽しむ時期でしょう。美しい花があるときにわざわざ冬枯れの殺風景な場所に交通費を掛けて行かなくても・・・しかも1時間じゃあ。

あまり面白そうな山ではなかったので、地図読みの山にできないか?親睦の山にできないか?とか色々考えてしまいましたが、やっぱり、基本的な矛盾点が解消できない・・・ 

企画した人はいい人なんだけど・・・行く山が・・・ 春だと、甲府盆地の周辺の低山はラストチャンスっぽいです。5月に入るとハエが増えて不快度が上がるし、6月は雨がち、7月は低山はもう暑いです。高い山の時期。

というわけで、お得な山、お得でない山というのは、テーマ設定による。4月は私は花と岩です。5月はできれば岩。6月は梅雨の新緑で八ヶ岳。7・8・9月は高山や沢。10月も岩。11月地図読みと雪足慣らし。12月新雪アイスルート。1月お正月合宿。2月アイス近郊のゲレンデ。3月残雪期のアイスルート。

■ 沢用ザック

オスプレーのバリアントは、冬の日帰りから一泊のクライミングに適したザックなのですが、パッドや記事が吸水して重くなるので、沢には向かず、沢用のザックがほしいな~と考えています。

が、わたしは座高が低いので、良いザックを見つけるのは大変・・・。絶対女性用でないといけません。

≪沢用ザックにほしい要件≫
・吸水しない丈夫な生地
・シンプル1気室
・ウエストベルトなどにパッドやポケットなし だがしっかりしている
・ウエストベルトはハーネスとの干渉を考慮してあるものが好ましい
・30~40L
・余計なホケットなどが付いていない
・ジッパーが付いていない
・ロープを付ける場所が付いている
・ロールトップならなおよし
・色は黒以外

色は黒だと、蜂に襲われそうだからです。 特に沢用と銘打ってあるザックではなくてもいいのですが・・・。

モンベルだと、バランスライトになりますが、女性用がない・・・


悩ましいのはウエストベルトで、私の少ない経験によると、飛び石の時に、ウエストベルトがないとフラれて危険・・・

容量も悩ましいです。日帰りだと30リットルでよさそうだけど、1泊二日は良くしそうなので、両方を兼ねるなら、40リットルかな。

これは、BDのスピード40.背負ってみないと分からない。

ウルトラライト系は、生地が弱そうでちょっと躊躇するし・・・



秀山荘のオリジナルシャワークライム用ザック・・・

あまりそそられないのは、なぜだろう??? 

底の穴は自分で空けることができるからかなぁ???

パタゴニアから出ている防水パック。

でも中で防水できるから、ザック本体が防水でなくても結構大丈夫だったりするらしい・・・

なんだかんだと商品選びが、めんどくさくて、やっぱりバリアントでいいや、ということに落ち着きそうな気がする・・・。

でも濡れると重くなるんだよな~

6 comments:

  1. 納得のいくザックが見つかるといいですね。
    ワタシも泊まりは40lです。それ以上だと荷揚げが核心になる。

    ワタシが勝手に沢登りの師匠だと思ってる人が複数人いてはるんですけど
    その内の一人、師匠M浦さん曰く「美味しいモンは山を下りてから食え。」

    最近、結構、食材などで嵩張ったり重たくなったりしてる、
    あえてそうしてる人たちを見かけることが多いんですけど
    それは沢登りの楽しみ方ではなぁぁぁい♪と
    鼻息荒くしてしまいます。。。
    いや、まぁ、もちろん趣味でやってるんやからなんでもいいんですけどね。
    趣味だからこその こだわりってゆうんですかねぇ。
    また、しょーもないことを打ってしまったと思いつつ、ポチっとな。

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    1. 沢こそ、コンパクトにしないと、身体が振られて大変だったように思いました。一回60ℓで行ったんです・・・そしたら皆について歩けなかった。 そうなると、沢のお食事は必然的にシンプル化??? 私はあまり食事普段でもコルタイプではないので、佃煮にご飯みたいなのでいいかな~。

      山にあまりたくさん下界の物を持ち上げるスタイルは 好きではないのですが、どうしてかというと、其れって突き詰めると山にホテルを作ってしまうのと同じだからです。山ではシンプルなのがいいといつも思っています。

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    2. 泊まりの晩御飯は
      飯盒 米4合 たき火で炊飯。
      粗挽きウィンナー たき火であぶる。
      焼酎 180ccぐらい入って、Petのコップに入ってるやつ。お湯割りとか。
      高野豆腐 かさばらへんし 水や湯で戻すと結構 おなかいっぱい。
      乾燥の海鮮サラダみたいな。

      なんかとにかく乾燥してて 水でカサ倍増みたいなやつを基本のチョイスにしています。
      水はたんまりあるので。

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    3. そういえば、先輩が海藻サラダ作ってくれたことが・・・おいしかったなぁ。戻す水がいいとおいしいのかなぁ・・・  

      沢ってなんとなく和食な感じですよね~(笑)。アルパインとか縦走だとナッツとかドライフルーツとかでなんとなく洋食だけど・・・

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  2. ハウスのプリン作ってくれた人いましたよ。アレも粉もってきゃいいから。

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    1. へぇ~ プリンですか~ 盲点だなー。ゼリーまでは思い浮かびますけど。 そういえば、ヤマレコでプリンの会ってありますね。

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