Monday, January 12, 2015

大菩薩にキザンワイン?

■ 黒富士農園のバームクーヘン♪

黒富士農園のバームクーヘン
私は、山登りをしたら、その土地のおいしいものをいただくのが良い、と思っています。

というのは、その土地の特産品というのは、その土地が持つ条件を生かして得られるもの、だからです。

逆に言うと、その土地ならでは、の食べ物、というわけです。

黒富士は山梨にしかない地名です。金峰山の山梨側の前衛の山々は、黒富士火山群という、火山帯です。

その黒富士には黒富士農場がありますが、養鶏で有名です。

今日は、黒富士登山のお供(笑) 黒富士農園のバームクーヘンです。

なにしろ、Google先生に ”黒富士”と入れると黒富士そのものより先に農場がヒットするくらいです。

養鶏所の卵を生かすためでしょう、卵の風味がしっかりして、卵らしいコクがある味わいのバームクーヘンでした☆

気に入って、手土産の定番化決定☆ 

農協の農産物直売所で手に入ります。

私は自分でケーキを焼くのが得意なのですが、焼くとき、卵の風味を残そうとすると、卵を泡立てすぎてはいけない、という注意点があって、けっこう難しいものです。これは自分で焼いたシフォンケーキ。バナナなんと20円だった!

チョコバナナシフォン

■ ”深田久弥が登ったルートで金峰山に登ろう”キャンペーン?

金峰山に黒平から登る人は、今ではずいぶんと少なくなりました。

が、深田久弥が登り、金峰山を日本百名山に指定した時のルートですから、百名山をする人には、もっと知られて良いルートですね。 

なんで山梨の人は、みなそれを言わないのかなぁ・・・くろべらの人は深田久弥をしらないのかなぁ?

その黒平ですが、

マウントピア黒平の食堂は一押しです。

いつも地の物で、今出せる料理を出してくれます。

ここのたくあんはサービスですが、絶品!

ぜひ食べてみるとよいです。寒さがおいしさを作るのでしょうか?





■ 酒vsワイン

登山のお供と言えば、お酒と温泉です(笑)

今日は図書館で、大菩薩嶺に登ったら地酒はキザン、という主張をしている本を見ました。

私は日本酒なら、水で作るものなので、取水している水系が重要だと思います。そういう意味では、

 甲斐駒に登ったら、白州のウイスキーか七賢

は正しいと思います。

でも、大菩薩でキザンのワインとするのはどうでしょうか?

こちらのHPによると、キザンのワインは、むしろ、乾徳山の地酒とすべきお酒ではないでしょうか?

なぜなら 日本酒をはぐくむのが水とするなら、ワインをはぐくむのは畑だからです。キザンの畑は乾徳山の麓にあります。

そして大菩薩のお酒であれば、むしろ笹一にすべきではないでしょうか?

笹一の仕込み水は御前水と言われ、今でもこんこんとわき出ているそうです。このミネラルウォーターもお土産にするべきでしょうが、この水は、東アルプス(甲州アルプス)と言われている一帯の山が集めた水だと思われます。つまり、甲州アルプスに登ったら笹一、です。大菩薩の山小屋は、笹一を置くべきでしょう。

山梨の地酒は、日本酒ではなく、圧倒的にワインです。でも、ワイナリーがどの山麓に畑をもっているのか、調べもしないで、近くの山とくっつける安易さには納得できませんネー(笑)


■ 干し柿

今年もおいしくできた☆
干し柿はむかしから、登山のオヤツの定番です。

大菩薩=塩山、というのも、短絡ですが、塩山なら、干し柿も素晴らしいです。

山梨の干し柿は、百匁柿(ひゃくめがき)という品種で、特筆すべきは、そのサイズと甘さです。

甲府盆地の乾いた冷たい風が作る干し柿は、まさに絶品。

おまけに家庭でも失敗しらずで、もう3年連続で作っています。


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