Saturday, October 25, 2014

秋の小川山

クライマー御用達 ナナーズ
■ 久しぶりの小川山

今日は久しぶりのクライミングデーでした。外岩、久しぶりだなぁ・・・

というか、登ること自体も久しぶりな感じですが、まぁそこは・・・。

今日は 甲府は寒かったのに、小川山に着いたら、快晴だった。

同じ道を通るのが嫌いと言う悪癖が出て、明野あたりでウロウロしてしまったが、2時間半前とゆとりを持って出たので、ナナーズ開店前に到着。 8時半についてしまった・・・


ナナーズ前から見えた山
ナナーズで待っていると、クライマーが続々到着!

今日は岩場が混んでいそうで、ちょっと心配に・・・

ナナーズで知り合いに合う・・・業界は非常に狭そうです(笑)

初段一撃だって~すごいなー!

私はクライミングは、あんまり上手でないのです。

目指しているのは、5級マスター

つまり、5.9なら落ちない人です。

5.10以上は、登山とは別のたしなみ、と考えることにしました。

5.12とかのマルチピッチをしかも高山でやっている人たち・・・つまり、高難度マルチ、ですが・・・雲の上の話です。

へたくそ組にはカンケーないなーと、緊張はもうしなくなりました。

5.12とか、13とか、凄すぎて意味が分からないですもん。

 フリークライミングは、遊びなのです。
ナナーズには100円の自販機がズラリ。

今日の小川山は紅葉が美しく、このような紅葉の日には、森林浴こそするべきだと思いました(笑)

■ クライミング派ではないですが・・

最近、初めての本格的なバリエーションルートにの前穂北尾根に行って、色々と憑き物が落ちたかのように「こういうことか」と理解したので、今回の小川山フリークライミングは、ショートピッチだと思って、超リラックスで臨みました(^^;)。

5.8や5.9の易しい課題ばかりをトライ。

弟岩  「春の雨上がり」 5.9
     「ジョイフル・ジャム」 5.8NP

母岩 「命の母」 NP&B
    「エイトマン」 5.8
    「ジャックフロスト」 5.9

でした。ぜんぶ易しいルートなので、特にムーブを必要とせず登れ良かったです(笑)

「エイトマン」は、ラクラクだったので、「ジョイフル・ジャム」が、同じ5.8とは、誰もがなかなか納得いかず。

「春の雨上がり」は、カムを差し込んでみたりで、3度トライしてみました。「ジョイフル」より、「小川山レイバック」が簡単に感じました。弟岩の2本は、ビレイの足場が悪いです。「エイトマン」もビレイの足場が悪いです。

「ジャックフロスト」 5.9はとても簡単でした。 グレードの感覚ってよく分かりません。

春の雨上がり
■ 自分を知ることを目標に

「母の命」は、たった5.5の課題ですが、、以前、これ、「小川山物語」に連れて行ってもらった時に、一目見て リードできそう!と思い、「リードする~」とルンルンと、取り付こうとしたら、なんと先輩が(頼んでもいないのに・・・笑)先に登り、ちょんちょんとチョークの後をつけてくれたのでした・・・ 先輩も心配だったんでしょう。 

あのころは無邪気だったなぁ~(笑)。

当時、私は、マルチピッチにデビューしたばかりで、楽しく、ロープが出ない山はツマラナイ、と感じるくらいで、全然何の不安も持っていませんでした。

でも、きっと先輩は不安だったと思うのですよね。

今は、とりあえず一撃。ゆとりつき。でも当然か。ここ、5.5だもんねぇ・・・(笑) 短いしねー。

でも、へたくそ組はココから、ココから。急いてはことを仕損じる、です。

今日は先輩がカムのセットをチェックしてくれました。4つの歯全部噛んでいたらOKだと。

いや~、5.7とか5.8をリードしたら、そりゃ疲れるわなー。

私は、自分が”行けそうか?行けなさそうか?を判断する力をつけること”を目標にしたらいいかもしれません。

というのは、”行けないのに行く” のが、一番危険だから。行けないか?行けるか?は、トライするまで分からないので、その境界線を知るのが大事かも。

エイトマン
今は本チャンはほぼ体力と分かった。核心は、見て、登れない、と思ったら、敗退とすれば、たとえ、本チャンにトライしても、わきまえて、敗退して返ってくることができる力がつく。

■クラック

今日はクラックのルートを少し練習したのですが、「小川山レイバック」で感じたほどのバチ効き感はなかったのですが、とりあえず、ジャミングはマスターしたいと思いました。なんかそっちの方が、小さいカチを拾うより私には良さそうです。カムもキライじゃないし。水はそっちだな。

■ 「スイマセン」

私がビレイを信用しているのは、先輩たちと、あとはビレイパートナー、師匠、以上終わり。

エイトマンの上から
何事も初めて、というのはあり、そして初めてのことは、誰もが、不慣れなものだということは分かりますが・・・でも、ビレイは人の命を預かること・・・操作自体が不慣れでも、その”責任の重さ”くらいは理解していて欲しいな~と思いました。

私のビレイ初体験は、南沢小滝でのアイスです。トップロープでしたが、ローワーダウンの時に両手でやっていないと言って、クライマーから上から叫ばれました。

とっさに出てきたのは、「すいません!!」 トップロープが弛んでいたときも、「すいません」と謝りました。

「すいません」が出てこないビレイヤーは、怖い。

先輩も「このトラバース、プロテクションになっていないよ~」と私が怖がったら、「すいません」だった。

無邪気なままで、アレ?と思って墜落死させることになったら一大事ですよ~ 知人にパートナーを落としてしまった人、知っています。

ブレーキハンドが下になっていないビレイは怖いです。確保器の仕組みを知りましょう。確保器の溝に引っかかっていないと、ロープは流れますよ~。一旦流れたら、握力が強くても、制動するのは、格段に難しくなります。ロープすごく早いんで。

「先輩は落ちないから」と、墜落を止める気がないビレイもビレイになっていません。そんなこと口が裂けても言ってはいけません。


■ テーピング

テーピング用のテープは 「ニチバン」か「ジョンソン&ジョンソン」だと聞いていました。

今日は、全く違うのを使いました。メーカー名は、度忘れしてしまいましたが、これが痛くなくて快適。右手がニチバンで、左手は別のもの。粘着力が低い。

すると、はがす時に顕著な差が!なんとはがす時にいたくない! いいです!手の甲のプロテクションだったら、2枚指のと重なるところのなので、痛くない方が良いので。

粘着力はこすれる箇所には必要なので、ベストソリューションは

 手の甲に直接貼る部分 → 粘着力の弱いもの
 指の股に貼る部分 →ニチバン 
 手首 → ニチバン

が良いと思いました。はがした後も、ニチバンだと皮膚に粘着物が引っ付いてしまう。




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