Tuesday, October 14, 2014

穂高

■ 大快晴の秋合宿 @涸沢

今朝は台風一過の大快晴です。

今日は、なぜか足がむくんでいます・・・うーん、昨日はなんともなかったのになぁ・・・。チャレンジ山行の山から帰ると、むくむことが多いのですが、原因は何なんでしょう・・・?

■ 初めてアルパイン

先輩が連れて行ってくれた、初めてのアルパインクライミング。

大快晴と絶好のコンディションに恵まれました♪

いや~、細かい反省点は、当然のことながら、色々あるけれど、色々まとめても、総合点は、95点でしょう。大変良い山行でした☆

・混雑
・計画
・天候

勝因は、何より、天候が台風のおかげで晴れ渡っていたこと。そして、台風の予報のおかげで涸沢が空いていたこと。計画もゆとりがあり、良かったことです。

初日 6時間 +歩荷
2日目 10時間
3日目 14時間 +登攀具
4日目 6時間 +歩荷

■ ベンチマーク

ただ、ゆとりのマージンはギリギリです。ガソリンでいうと、給油ラインを終始差している、という感じ。ガス欠ギリギリ。

ガス欠は、重さとのトレードオフなので、今回の山行が一応のベンチマークとなりました。ギリギリの快適ライン。今回より、重かったり、長かったり、補給がまずかったりすると、不快ラインに入ってしまいそうです。

バテと快適の境界線、その線の幅は、それほど太くない、ということを学習。

私はロープの分の重さ免除だったので、自分でロープを担がないといけないときは、軽量化の工夫がもっと必要ですね。

■ Day1

河童橋にて
初日は涸沢まで。5時ピックアップで、順調に沢渡駐車場へ。

沢渡ではタクシーに相乗りし、一人1050円でした。私は初めてタクシーに相乗りしましたが、これはバス代1250円(片道)より安い!

8時半に上高地に降り立つ。

そんなに混んでもいない。河童橋は相変わらず雑踏。今回はテント泊なので、ザックが皆大きい。

私は家で計ったら16.6kgだった。ホントは持って行こうと思っていた、おやつ類なども減らし、なんとか6時間歩き通せるだろうと予測できる重さに収める。

水が入ってたぶん1kgくらい、さらに重くなるが、18kgは行かない。私の今の歩荷力では、18kgだと結構仙骨に来てしまう。歩く速さに影響が出る。

 徳澤園まで、快晴の景色を楽しみながら快調に歩く。


















徳澤園は、とても売店が充実していたので、コーヒーを一杯。500円。

まるで町の喫茶店みたいな売店だったので。

ここまでは特に問題なくあっという間だった。




横尾では、遭対協の人が登山者に安全登山を呼びかけていた。色とりどりの登山者でにぎわっている。





横尾から本谷橋までは良かった。


ところが、そこから登りが始まると、終盤ということもあって、スローダウン…大汗をかく。


横尾でラーメンでも食べるべきだったと反省。せめてソフトクリームを我慢せず食べればよかった。

それでも14時半に涸沢到着。

8時半出発なので、大体6時間強。

標準コースタイムは6~7時間。結構、長いコーヒー休憩も入れつつ、重さを担ぎつつなので、まずまずのコースタイムなのではなかろうか? 

本谷橋から、涸沢までは2時間と、涸沢ヒュッテのHPにあるが、13:17に本谷橋出発で、涸沢には14:17に着いていた・・・(汗)。

本谷橋から、涸沢まで、1時間で上がってしまった。歩荷もあるのに。

ちょっと頑張りすぎじゃ。

そもそも、2時半にならないとテント泊の受付をしてくれない。ので、涸沢には3時ごろに着きましょう。

初めての涸沢は、恐れをなしていたほどの混雑もなく、大絶景だった。

テントの混雑もまぁまぁ。となりが近すぎて、ウルサイほどではない。北岳の混雑のほうがひどかった。

テントを張ったら、さっそく、生ビールで乾杯。ご満悦の図。 この日は行程がここまでと分かっていたので、みな、一担ぎ、という気分。一仕事終えた、心地よい疲労と言う程度で、あんまり堪えていないので、ボルダ―などで遊ぶ(笑)

それにしても涸沢は雄大だった。涸沢カールの斜面は、ものすごく急に見える…。

あんな急なところ、上がれるんだろうか? 

涸沢は日陰になるのが早く、日が差さないと明るくても寒い。寒さが堪える前にテントに戻り、美味しい晩御飯にありつく。マーボー茄丼。

先輩はビール3本を担ぎあげていた。みなで楽しくテント泊と言う感じで、心地よい疲れに包まれながら、一眠り。

月あかりで目覚めて、一人でトイレ休憩へ…。薄手のシュラフにしたのに、少し暑かった。月がきれいで、涸沢カールは平和そのものな感じだった。

トイレ待ち1時間というほどの混雑はなかったのがラッキー。トイレ休憩ついでに、のんびり月を眺めていたら、先輩が帰りを心配してくれていた・・・すいませーん。