Wednesday, June 4, 2014

一瞬で出来る固定分散による支点構築 【マルチピッチクライミング】

■ 流動分散しか習っていません・・・(汗)

私は山岳総合センターのリーダー講習が初めて本格的な山を教わった機会なので、それが基本ベースにあります。

が、支点については、現場で教えるという姿勢だったのだろうと思いますが、流動分散しか習っていません

あとは現場では立木にタイオフしか出てきませんでした。あとは雪上だし・・・。

支点については、もっと強調して教えて欲しかったナ・・・ クライミングの要諦ですから・・・。

■ 固定分散がむしろスタンダード?

流動分散は、それぞれの支点の強度そのものが確実だと分かる時に使うものらしいと最近知りました。

一つの支点が壊れる可能性が大有りの時は、基本的に固定分散するものなのだそうです。となると残りの支点はバックアップで、バックアップにも衝撃荷重がかかってほしくないですね。

≪イメージ≫
         支点信用度
流動分散   70:70   → 足して140で、大丈夫だろう・・・みたいな?
固定分散   ?:?    → 足して100になるかどうか”?”なとき?

そもそも、整備された岩場と山では異なり、岩場は支点の信用度が高いのだそうです。 流動分散は岩場ではいいけど、山では使えない。

講習は、アルパインの養成講習だったのになんで流動分散しか教えてくれなかったのかなぁ・・・?

私は、普段の登山の鎖場とかの鎖も信用していません。最初に信用するなと教わりました。

最近、人工壁を登るようになり、支点が信用おけるものだ、ということを理解しはじめました。 

最初は、ホントに、まったく信用できなかったリード中のヌンチャクにぶら下がる、ということも出来るようになりました。 だから岩が怖い人の気持ちが分かります(^^)

ボルダリングジムから入ると岩や支点が外れるかもしれないから怖い、という感覚がないかもしれません。

■ 支点の信用度は感覚

怪しげな支点をみたときの、全部足して大丈夫だろう、というのは、とても感覚的なものなので、それでベテラン山屋さんたちは、教えづらい、と言っているのかもしれません。

先日も、終了点で腐ったスリングの束で私はどうかと思いましたが、リーダーは大丈夫だと判断したので、聞いたら、「一つ一つは腐っているけど、全部で大丈夫と思う」ということでした。

そういう感覚は、ひやりハットを繰り返して、経験が培うものなので、非常に貴重な目撃体験ですね!

■ クローブヒッチでの固定分散

ちょっと話が逸れましたが、固定分散、覚えないといけません。

といっても簡単で、固定分散は、パワーポイントをノットで結ぶだけです。普通はオーバーハンドノットです。エイトノットでやっている人もいます。

どちらでも変わりはないように思いますが、変わるのは、

  長いスリングが必要になる

ことです。結び目を作るからですね。

この下の画像のクローブヒッチだと長いスリングがなくても出来ます。

でも、もし、結び目を作るのがイヤだったら、スリングを2本使えば大丈夫です。ダイニーマは結び目を作ると、強度が半分になると先輩が教えてくれました。(参考:ダイニーマの弱点を知ろう!

あとは固定分散の場合、力の方向により注意が必要です。支点のどちらかが, 完全にバックアップということになります。

クローブヒッチでの固定分散は、長いスリングが要らないから、超おススメ☆




ちょっと見づらかったので、写真をUPします。 間違えようがないくらいカンタンです!

■ 手順

1)普通に流動分散を作る

2)カラビナをすくうように掛ける

3)反対側を捩じってカラビナに掛ける  ここがムービーでは分かりづらい

4)カラビナを回して完了。





 ≪追記≫

どうもスイマセン。ムンターになっているそうです。

訂正。

カラビナ側で、もう一つ反転を作ります。
 できた! 反転を一個増やすだけです。

1 comment:

  1. はじめまして
    楽しく読ませていただいています。為になる記事も多く参考にさせていだだいております。
    解説していただいている方法はスリングをムンターヒッチを使って固定しています。しかし動画ではクローブヒッチで固定しており、こちらの方が固定力があり良いように思います。
    ところでこの動画はわかりにくいですね。スリングの捻れもあり更にわかりにくいものになっているようです

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