Thursday, June 12, 2014

大増水?のモロクボ沢 

■ 久しぶりに師匠に会いに行きました☆

今日は師匠と久しぶりの沢でした。とっても面白かった☆ 

師匠は丹沢に大変詳しいのです。で、丹沢と言えば沢でしょ!ってことで、沢に一緒に行きたいとずっと思っていました。

師匠とはアイスと岩、雪稜の経験がありますが、沢ヤの師匠なのに、まだ沢には一緒に行っていない。沢こそ、ベテランの経験と実力が発揮される場所!

ところが・・・週間天気予報では、天気はダメダメ…(汗)。もう2回も先輩との岩が流れています(^^;)

今日は、もう大雨情報まで出ていて、常識的には、”沢はダメだよなぁ~”的な日。 

■ 雨の日って難しいのです・・・

岩は滑るので雨の日はない。で、沢はどうせ晴れていても、濡れるので、雨でも一緒。尾根は一人で歩ける。せっかくパートナーがいるなら、パートナーがいるときしか登れない山を。

となると、沢は雨の日におすすめの選択肢ですが、増水があると、鉄砲水が怖い。

この危険を避けるためには、その沢を熟知している必要があります。流域の水量や、危険を示す予兆を正確に読み取れないと、雨の日の沢は、単なる愚か者の度胸試しになってしまいます・・・。

今回は車中泊していたのですが、夜から朝までずっと雨が降りやまず・・・車の外は降りしきる雨…。

山岳会の皆が、沢はやめた方がいいと言うのですが、確かに私も自分一人なら辞める。ですが、それは、私が行き先の沢に不案内で、安全か安全でないかの判断ができないため、安全マージンを見て、行かない、というほうにするからです。

師匠は全然丹沢の大ベテランですので、おそらく師匠の方で、現地で、断然ダメ、と判断すれば、登山口敗退もあるだろうと、それはそれで私には判断の目安を学習する機会になるので、出かけることにしました。 

まぁ単純に師匠に久しぶりに会いたかったってのもあるんですが。本格沢シーズンに入ったのに、西穂高沢から会っていないので。

■ 増水?モロクボ沢

しかし、行ってみると、沢の増水はそれほどでもなかったです。確かに増水はしていましたが。

わざと水に浸かって歩くことにしています
増水は、ひどいと水が泥色ににごります。 七倉沢でみたことがあります。(それでも講習あったけどね~)
今回は写真でも分かるように、まだ透明です。 

■ 沢技術をすっかり忘れていました・・・

久しぶりの沢を歩いて、歩き方を忘れていました・・・(汗)。沢は沢の歩き方があります。

足を置く場所も水の中の方が実はぬめっていなかったりします。

実は、この滝で、重大事件勃発・・・。

私は、ロープを車に置き忘れ…滝の高巻きでピンチ・・・(汗) ロープがないと、心理的に絶対に登れないような高巻きでした。2回、師匠には助けてもらいました。

登りも、クライミングウォールで練習している成果は、ほとんど関係せず(笑) 

外での岩登りは、ホールドを引くことができないのです。押す一方です。なので、あんまりムーブは役に立たない。

今回私は一回尻もちをつきました。うーん・・・(^^;) まぁ、ご愛嬌と言うことで・・・。

師匠を確保するのにも、細い径のロープの場合は、確保器ではなく、ムンターの方が良いようです。

モロクボ沢って初級の、簡単癒し系の沢なんですが・・・結構、スリルを味わいました(笑)


もうここの滝で敗退決定かと思った(汗) 師匠が補助ロープを持っていて助かった。

しかし、懸垂で敗退して帰る、という選択肢は無くなり、この後、何が起こっても、何が何でも登って帰ること決定。

退路、断たれています(^^;)

 ここは普段は滝を登れるそうですが、私が立っているあたりで、すでに腰・・・ カメラ水没(汗)

ここは右に巻きましたが、師匠がリードしてくれました。

私はコンパス(足)が届かず、ロープがないと、結構、いちかばちかになった。

ロープはしょっちゅう、細かく出せることが大事です。

ちょくちょく出すという用途だと、15mくらいのほうが使いやすそうです。

15mのも買おうかなぁ・・・。



雨は上がり、一時は青空まで広がりました。

この後、尾根に上がり、登山道に合流して、一筆書きで、西丹沢自然教室に降りてきました。

14時下山。 コーヒーで一服して、しなくていいはずだった林道を歩き(笑)、 そして、帰りに喫茶店でコーヒーを飲んで帰りました。 やっと小川山の”トムと一緒”に取り組み中に叫ばれた2050円が返せてよかった☆

■ バタバタしたせいか?忘れ物多数・・・

11日はちょっと慌ただしく過ごしました。 9時からクライミングウォールで、仲間と懸垂下降の練習をしており、16時半までいて、その後、夫用の夕食の買い物をしたら、もうすぐに御坂山岳会の例会のために家をでる時間でした。

時間が普段より押していたうえ、今御坂トンネルが通れないので、普段より早く出ないといけないのです。

バタバタと大慌てで家を出ました。沢装備は、ヘルメット、登攀具、沢靴、沢ウエア、防水加工済みザック。念のため、ダブルロープ8mm×30mとアプローチシューズを入れました。 後は手当たり次第につかんで出発。 まぁ山は日帰りなので、お昼ご飯さえあれば、行って帰ってこれる。 

例会は大体10時くらいまでかかるので、翌日また甲府から出かけるのは、エコロジーでないと思い、この日は帰らないで車中泊しました。 慣れない車中泊なんですが、手ぶらで出かけてしまいました。

■ 初の車中泊

私の車は普通車なので、手足を伸ばして寝ることができない。

したがって、できれば車中泊は避けたい。

ということで、限りなく車中泊は避けてきましたが、今回は妥協。

先日から、テントとシュラフのお泊りセットは車に積みっぱなしで(笑)、ホントは暗くなってから、ひっそり山の麓などで、テントを張りたいのですが、結構な量の雨なので、車の中の方が快適と判断しました。

テント泊は愉しいですが、雨が降ると、色々と面倒が増えるので・・・。それに山と違い、町(道の駅)では防犯上も車のほうが安全。

道の駅富士吉田。車中泊の要諦は、フロントガラスの日よけとアイマスクと理解しました(笑)。道の駅、とても明るくて、まぶしくて寝れない(^^;) 快適車中泊サイトは、トイレがあること、水があること、自販機があること、そして照明がほどよいことですね。

ただ…あまり寝心地がよろしくないのもあって朝、夜明けとともに目覚めてしまい(^^;)、4時半…。

8時半の待ち合わせにはゆとりがありすぎるも、とりあえず、丹沢に向かう。ゆっくり運転しましたが、予想以上に早くついてしまい、6時には西丹沢。 

それも途中にコンビニがあるとおもっていたら、走行している車線側になく、出てくるだろうと思っている間に目的地に到着してしまいました… というわけで、師匠におにぎりを買ってきてもらいました(^^;) いや~すみませんねぇ。こうした事態に備え、コンビニは、早めに利益確定しなくては。 

そういえば、以前行った蓼科山でも、高速を降りてから、1軒しかコンビニがなく、それを逃して、相方の食料が乏しくなったのでした・・・。

早苦着いたので、沢ウエアに着替え、もう一眠りしました。帰りも仮眠してから帰ってきました。

■ 仲良くふたりで大ボケの日

しかし、今日は二人とも、ボケかましまくりでした(笑)

1)師匠、ザックを置いて家を出る(笑) → 出発遅れ
2)私、ロープをザックに入れたのに、再度出して戻し忘れてしまう → 師匠が補助ロープを持っていてセーフ
3)私、クルマのカギを師匠の車に置いてしまう → 林道歩き30分

とまぁ…ロープなんて合計3本もあったのに、置いてきてしまう…という間抜け具合(笑)

さらにせっかく車二台で林道歩きが端折れるのに、私は普段、車のカギを持ち歩いているのに、なぜか、今日に限って、そのカギを手荷物入れの袋の中に入れてしまう…

一体、何のお告げでしょう(笑)? しかし、今日の沢は良い沢でした☆

■丹沢は迷路です・・・

丹沢はとっても沢が多い。ピークも小さく入り組んでいて、同じ面積でも色々なルートがあり、全体像を理解するのが難しい…。苦戦中です。

今回、またちょっと丹沢に親しみがわいたので、地域を調べたいと思いました☆

やっぱり行くとその土地に興味がわきます。 沢は水と親しむアクティビティ、今年は沢とお近づきになりたいです☆




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