Wednesday, April 30, 2014

おススメの100円グッズ

 今日は、おすすめの100円ショップグッズです。

一番のおススメはコレ! お買い物袋。 なんといっても、特筆すべきはその軽さ!34g!!

これはどれくらい軽いかというと・・・ SeaToSumitのショッピングバッグ、48gより軽い!

34g=100円
48g=2050円

の対決では、ダントツ100円の勝ち!で、この袋、うちに4つあります。 

冬靴入れとして使っても、テント泊で、身の回りの物入れとして使っても。

100円ショップには、他に黒がありました。これ以外の製品は重いので注意。
 次は、ペットボトルを携帯するギアです。既にちょっと壊れてきていますが・・・

ザックのストラップにぶら下げます。

 こんな感じ。 

この場合、ぶら下げるボトルのデザインが重要で、おーいお茶、などのボトルをぶら下げると一気に、雰囲気が変わります(^^;)。

・・・ので、ここは、ぶら下げるボトルのデザインに、こだわってみましょう。

ちなみに、ミネラルウォーターでは、エビアンが一番好きです。小さいサイズが良いかと。

ミネラルウォーターのボトルでは、いろはすのボトルは、空になった時、畳め、また広げられるのでおススメ。


これは、スマホ用のポインターです。

これがあれば、手袋をしていても操作できます。

春はあまり重要ではないですが、厳冬期は重要なポイント。
笛。 

クマは、春は高山、秋は低山、と言われていますので、高山に春行くときは、持って行かないといけない。

マルチでも笛で合図したりしますし。

冬での使用に備えて、金属製ではないのが重要ポイント。

ナイフと一緒に首からぶら下げる。これもポイント。
あと、これはいいのかどうか、まだお試し中ですが・・・

水ボトル。こんなものも100円。やすいなぁ。






■ スリーピングマットは何センチが適当か?

スリーピングマット、カットしました!

寝ころんで、夫にちょうど良いところをマーキングしてもらいました。

ゆとりを見てカットしても90cm。 私は身長152cmです。

頭と、太ももくらいから下はイラナイ。

全身用は、複数人で行く、テント泊で大変邪魔になります。

余ったところは、腰のところを2重にするのに、使おうと思っています。

これはもちろん100円ではありませんが・・・

スリーピングマットとしては大変おすすめの製品です。



R値も2.8だし... (R値は断熱性能です) 実はモンベルの、U.Lコンフォートシステムパッド(赤)も持っているのですが、サーマレストの方が断然温かく、そして半分の軽さです。

ただコンパクトには収納できません。 収納性は関係ないと言う人がいますが・・・大いに関係があり・・・ザックに外付けは最後の手段です・・・ザック外付けは、少なければ少ないほど、良い。

私はこれは筒状に丸めて、ザックに入れます。ザックの外骨格。中身は軽い大型ザック作戦でいくなら、問題なし。


Tuesday, April 29, 2014

4月向けのレイヤリングのコツ

山のウエアの話題は、正直言って、正確には伝わりづらく、ゆえに、少々めんどくさく、真意を伝えるのが非常に難しい。

でも、ある登山者のウエアを見れば、その人の思想は、たぶん瞬時にして分かる。

ゆえに、着る側は、変な誤解をされないことが大事だと思う。

山に行くなら、洋服より先に

 しっかりした登山靴



 速乾性の下着

を買うべきだ、というのに異論がある人は少ないと思う。店の都合はともかくとして・・・

次は、ゴアのレインウェア。

それから、ザック。20L、40L、60Lとステップアップすべし。

それから、やっと洋服。 たぶん、みんなはこの順番が、全部正反対になっているのが、違和感の根拠なのではないだろうか?

足回りは、歩ける足さえあれば、実は地下足袋でも、草鞋でも、運動靴でもよいが、歩ける足があるのかどうかが問題だ。己に問うべし。

≪まとめ≫
・登山靴、速乾性の下着、ゴアのレインウェア、を買いましょう。
・ザックは登山用品店で買いましょう。
・ウエアは家にある化繊物のものなら最初は何でもいいです。

■ 安物を活用できるかは経験次第

どちらにしても、私の師匠は山歴ん十年を感じさせる。 

服はワークマンとか、ホームセンターのが多かったりもする。ウールではなくフリースのチェックのシャツなんかを着ていたりする。

師匠のような年配者にはモンベルのウエアを着ておくとウケが良い。(ように思う)

こないだ、師匠の山ズボンがRabのだったので、「それイギリスのクライミングウエアのメーカーですよ」と言ったら、「そうなの?安かったから買ったよ。なかなかいいよ」だそうだった。知らないで買っているわけね・・・(^^;)

師匠は 「安ければ何でもいい」と豪語してはばからない。しかし、今、時代は安かろう=悪かろう、だ。

Rabはこちらのようなセレクトショップで取り扱いがあるブランドです。

つまり、若者は財布を握りしめて買いに行くわけね。いきがって洋服を着る文化は、まだ地方都市の若者には残っているわけです。大都市では、ヤッピー世代だけですね、その文化があるのは。都会人は一般に服にお金をあまりかけません。

弟は、スポーツマンだったので、スイミングの時はミズノの、サッカーの時はアディダスのロゴが重要だったみたいだと、実家にいた頃、感じた。それは、ある特定の集団に属しているという表明なのかもしれない。

同じことで、マムートのマンモスマークは、クライミングの集団に属しているという帰属意識を刺激するものなのかもしれない。

私自身は、ブランドは追っかけるものではなく、自分自身がマネされる側であれ、という教育を受けたので、あまりブランドロゴにお金を払いたいとは思わない。

かといって、”安物”のブランドロゴをつけているのと同じことになるモノ(たとえば、ユニクロ)をわざわざ着たいとは思わない。

山の師匠と知り合いになって初期の頃、私が、持っているウエアや道具に散々、登れないくせに高いものを持っていると言いたげな指摘をだいぶ受けた。

だが、師匠が連れてきた会の新人の方がよっぽど高いウエアを着ていたが、どうも師匠には、そのブランドが高額ブランドだとは分からないだけのようだった(笑)。

ファイントラックやウルトラライト系、クライミング系のブランドは高額だ。パタゴニアなんかより高いのに、単純に知らないから、分からないらしい。

私は、安物買いの銭失いはしたくない。だから、買う時によく吟味する。一度買えば、同じものを延々と着ている。

師匠の方は、高度経済成長期の経験者だからだろう、どんどんステップアップしていく志向だ。

安物のホームセンターの速乾下着を買って、早くダメにして早く次を買う。私は山の回数が頻繁でないのもあり、初期のころに買ったパタゴニアのキャミソールを今でもずっと着ている。さすがに今年、ノースのアンダータイツはダメになった。

買い物の仕方には、世代の価値観が現れると思う。

今の若い人にはステップアップ指向、モノを貯めていく志向は非常に少ないと思う。今より良い未来を想像することは若い世代には難しい。

シンプルライフが流行するのは、”失いつつある”ことを美しく語ると、シンプルライフになるからだ。おモノ持ちは、収納場所ですでに破たんする時代だ。 というわけで、持つモノは少数精鋭

私は不必要に高い山ウエアは買いたくはない。

とはいえ、山に行くからには、どこかのブランドの、どこかの山ウエアを着なくてはならない。

モンベルは私が山を始めた頃、とてもおばさん臭いカラーリングで、着たいとは思えなかった。

かといって、ノースは、なんだか南極探検隊風か、スタートレックみたいで好きになれなかったし、結局ネット通販可能なパタゴニアに落ち着いた。

店が少ない山梨では、通販できる、というのはそれだけで価値ナノダ!

というわけで、私のウエアは大部分がパタゴニアだ。

■ 4月のレイヤリングのポイント

4月は一年の中でもっとも寒暖の差が大きく、夏と冬が同居する季節です。

お天気が良ければ夏、少しでも悪化すると一気に冬。昼間は夏、夜は冬。そして、紫外線が非常に強いのが特徴です。

これらの条件を考えると、大きな寒暖差に対応できることがレイヤリングのキモです。

行動をする時間帯は汗がだらだら流れるくらいなので、夏山仕様。すでに半袖の人もいます。
行動を停止して、テントに入ったら、一気に気温が下がるので、保温着は冬山仕様。

  行動中    = 夏仕様
  行動停止中 = 冬仕様

シュラフも冬山仕様のほうが安全です。 吹雪いて一気に冬に戻ってしまう可能性もあります。

紫外線対策は必須です。

これらの条件の結果、私の先日のウエアは

行動中は
・パタゴニアのアンダー上下 
・紫外線防止機能付きのフード付きトレーナー (本来はビーチ用? パタゴニア)
・冬用ズボン (アンダータイツを履かない) ミレー 裏起毛
・夏用紫外線防止のキャップ OR
・汗ふき手ぬぐいを首に巻く 

保温着
・ナノパフ (パタゴニア)

お休みセット
・冬用のシュラフ モンベルの#2 ダウン
・ゴアのカバー

シェル
・ノースのゴア、レインウェア上下

となり、これは、過不足がなく正解でした。濡れが予想できる天気なら、ファイントラックのアンダーウエアに替えても良いかも。

同行者は冬用のシェルを持ってきていて暑そうでした。この時期に厳冬期用のシェルを着ているというのは、経験の浅さを感じさせます。パンツも厳冬期用のハードシェルはいくら保温性がないとはいえ暑いです。着ないで持っているのは、春は突然天気が急変して、冬に逆戻りなので、持っているべきと思いますが、それなら、ダウンのほうがむしろ有効です。

行動中はこれ以上軽くできないくらい軽めにしておかないと気温がかなり上がるので、暑いです。

言うまでもないことですが、寝るときは、持っている衣類を全部着て寝て快適温度、が、常識です。

あ、あとそうそう、以前テント泊で、パジャマに着替えようとした人がいましたが、山では着替えません(笑)

 紫外線対策中。
朝は保温も必要。



心理的ストレス最小限の山

昨日行った西穂高沢は思った通りの山だった。

この山行、西穂高沢という名前を聞いたとたんに行きたかった。もし、今回の西穂登頂が、一般ルートの西穂山荘からのルートであれば行かなかったと思う。

実は、穂高はまだ前穂しか登ったことがない。

その前穂も、一泊の定着テント泊で、一日目は岳沢小屋前でテント泊するというラクラクルート

これは、最初は、夫が新穂高からの白出沢ルートで登ると言い出して、それは無理だろう、というので
私が代替え提案した。

夫は穂高には登りたいみたいなのだが、西穂の独評は行ってしまったし、北穂は涸沢の人ごみが
恐ろしくて行けない。

北穂も、奥穂も、まだ行ったことがない。

■ 登山ブーム

登山ブームの今、北穂や奥穂はスキル不足の登山者が殺到していて、上から人が落ちてくる山だ。

実際、去年、上から人が落ちてきてヘリに乗る羽目になった知り合いがいた。

私はそもそも人が多い山が嫌いだ。 岩が落ちてくるリスクは受容できても、人が落ちてくるリスクは、
ちょっと受容できない。山が山らしくない気がする。

だからと言って、穂高連峰が嫌いなわけではない。

ただ穂高連峰を取り巻く社会的事情から、この山域は後回しでいいやと思っているわけだ。

上高地では、もう定年するくらいの年だと思われるおばちゃんたちが、4、5年遅れの山ガールファッションに身を包んでいる。ピンクの山ジャケットに、ヘリを折り曲げたハット。足元はなぜか登山靴ではなく、安い運動靴。山ジャケットは、化繊ではないかもしれない。ザックはザックではなくて、リュックサック。ヒップベルトも、チェストベルトもついていない。派手な色合いだけが山ガールなのだと思った。こんなおばちゃんがわんさといる上高地…

なんでおばちゃんは、派手な格好をするのが山だと思い込んでしまったのかなぁ…。もちろん、登山では視認性が良いのは重要なんだけど。

若い人も大勢いる。おばちゃんたちとは打って変わって、お金を掛けた山ウエア。でもエーグルとかなのだ。エーグルは山ブランドに入らないしなぁ。CW-Xのタイツに山スカート。肝心の足元があまりお金がかかっていない人が多い。何よりザックがリュックサックだ。

あるいは、全身マムートとか全身アークテリクスで、残雪期の穂高に、6000m仕様のダブルの登山靴。暑くないのだろうか…。すごくウエアがかっこいいのだけど、そのウエアで登るべきなのは残雪期の穂高ではないのではないだろうか?

こんな人が8割くらいの上高地では、むしろ、ジャケットにパンツでカメラをぶら下げた普通の観光客のおじさんたちの方が、素直に見える。

ジャージにデカいザックの若者はなんとなくそれだけで山らしく感じ、好感してしまうが、それもゴールデンウィークの山なのに、足元がアイゼン対応の冬靴ではなく、トレランシューズとなると、やっぱり不安になってしまう。

山ヤは山ヤらしい空気感を醸し出している。空気を読め、というのは日本の悪しき文化だと思うが、今その山ヤの空気感を読める人はごく少数ではないか?と思う。

私は登山を始めてまだ4年。私は、あちら側ではなく、こちら側に来た。あちら側はどうしても好きになれなかった。

しかし、今60Lのザックにピッケルとワカンをくっつけて ザックが歩いているみたいに見える私は、みんなにとって異質だろう、というのは分かる。

沢渡から上高地に行くバスに乗っていても、大きなザックには非難のまなざしを感じる。

でも、上高地を散策するのは、もちろん好きだ。山は山だし、自然は自然だ。万人に不変で、人によって自然や山が態度を変えるわけではない。

夫と初めて一緒に来たのは まだ数年前程度の 最近のことだし、その時は上高地ビジターセンターで、上高地の自然ガイドをしてもらった。それで、上高地が崩落が多いことや、明神のことなどを聞いた。

その時の自然ガイドは、明神に登る人はすごい人だと言っていた。その時は、その”スゴイ”の中身は、エベレストに登るような人のことだと思っていた。今は、単純に山ヤのことを言っていたんだなぁと思う。

同じことで錫杖も、夫とほとんど初めての雪山である、西穂独評に秋に来た時に知った。普通の登山をする人は, 錫杖と言っても、どこの山かも知らない人が多い。

この時の西穂独評は、季節を先取りした雪に合い、雪を抱いた山の美しさに心を打たれたが、「初心者のくせに雪のある独評に行くなんて」とさんざん非常識呼ばわりされた。

確かにこの時は10本のアイゼンは持っておらず、6本の軽アイゼンだったので、独評まであと少しのところでトレースがなくなり先行者が引き返してきたため、引き返した。正しい判断だったと思う。

ただ別にこの山行は危なくもなかったし、怖い思いもしなかった。一歩一歩に行けるという確信があったから進み、無ければ帰る、それだけだった。何より雪を抱いた北アの山々の荘厳さに感動した。

こうして雪の穂高を運よく見れたことは、山がその登山者を歓迎している、という意味だと私には思えた。

そうして、一つの山行は別の山行につながる。独評へは無雪期にリベンジに行ったし。

一つ山に登れば、知識ができる。山域への興味が湧く。それが次の山につながる。それが山登りの楽しさだと思う。

上高地のバス待ちなどで、山ファッションなのにザックもこじんまり、足元は安物、の群衆を見ていると、どうして、そういう風な山の解釈になってしまうのだろうか…とかそういうことを考えてしまう。

見ていて、正直なところ、そんなにいい気持ちはしない。 羨ましいと思っているわけでもないし、彼らが着ているウエアが大きく間違っていると思っているわけでもない。何しろ、散策だったら、手ぶらでいいわけなんだし…。

じゃどう思っているんだろう?と自分に問いかけると、「ああはなりたくない」と思っているわけなんである。

”ああ”は…の中身を正直に言うと、それは私にとって、「バカっぽく見える」のである。ああ、ホント口が悪くてスミマセン。

ただ、何も考えていないように見える。

そして、たぶん、それはその通りなんだな。そして、事実、その通りなんではないだろうか? 違うのだろうか?

ただ雑誌を見て山に行くにはこういう格好をするもんだ、とそれでそういう結果になってしまっただけなのでは…。

登山に行くには、最も必要なのは、まずはしっかりとした登山靴だ、とかそういうことは考えないのではないだろうか?

そして、その”考えなさ”は、登山活動のすべてのプロセスでリスクになってしまう。

だから、人のことより自分のこと、とは思っても、やっぱり目に入るものは入ってしまう。

こうした思考も、何度も繰り返されるたび、バカっぽいウエアを着た登山客=アブナイ と自動的になってしまう。

だから山小屋で働くのは苦痛だった… 何しろ、見る者の7割くらいはみんな「アブナイ」というメッセージ性を持つものだからだ。

いいね!ボタンを押せるような登山者は夏山の小屋にはまず来ないわけだし……。

というわけで、どうしても上高地周辺からの穂高は、なんとなく避ける、ということになる…神経が休まらないので…

でも、この西穂高沢、そうした視覚による心理的ストレス被害を最小限に抑えて、西穂にダイレクトに登頂できるという、非常にお得なルートだった。

私は雪が溶けかけの歩きづらい登山道よりも、カリッとクラストして、アイゼンがサクサク刺さる急斜面の雪渓のほうが斜度は合っても疲れずに歩ける。 

滑落停止も実は同じ班になったメンバーの中では一番上手にできた、という記憶も手伝って、止めれる、と思っているから、あんまり雪の斜面を怖いと思っていない。

下山はまだ10時だというのに雪が腐りグサグサで、もう走って降りれるな、と思った。

そんなお得なルートだった西穂高沢… 天狗沢も登れるなぁと思った。

また同じような性格のルートを試してみたいものだ。





 

Sunday, April 27, 2014

西穂高沢から西穂

■ 山の勉強

今日は山の師匠と西穂高沢へ行ってきました☆ 大変勉強になりました☆


 すごくきれいになっている沢渡駐車場・・・

連休初日のバスは大変混んでいました。

この時期の上高地は、山をしない人には、あまり見どころがないのになぜだろう?

そういえば、外人さん二組みた。

 上高地から、岳沢経由で西穂に登ります。

この時期しか使えない、沢筋のルートを取ります。

ルンゼを登ってみたいと長いこと思っていたので、うれしい。

使うのは西穂高沢です。 標高差1000m 距離3kmで、
ちょうど鎌尾根を歩くのと似ており、私にとってはシーズン初の北アで、南部と北部と違いはありますが、偵察もかねています。

春は雪崩も落ち着き、お天気が安定していれば、こうした雪渓ルートを登るチャンスです。

GWにしか登れないルートをGWは登るべし。
 岳沢沿いのデブリ。今年は大規模な雪崩があったようで、雪崩の上に雪崩痕があるケースも。

雪崩が落ち着いてからしか、入山すべきでないですね。

写真の右に人影があるので、それとサイズ比較してください。
 デブリのサイズ感はこんなです。
 こんなに木々がなぎ倒されています。

この日は岳沢宿泊。

テント泊。4人用テントに3人。

ギアを吊るし、雪を掘り、テントサイトを作る。個人の私物は私物用袋にまとめる。

入ったら、さっそく熱いコーヒーを一杯。それから宴会に入る。生米から炊飯。

スリーピングマットが全身用だった同行者は大きすぎるとからかわれる。

実際、エア式のスリーピングマットは重いし、寒いので、かさばらない以外のメリットはない。

マットは半身用で。

今回は私は食当。同行者と私で4リットル以上の水があったので、雪を溶かさず二日分持ちました。

夜はカレーとサラダ、朝はカレースープ+餅2個、ぶどうのパン、クリームチーズ。夜にスープ類がもっとあっても良かったかもしれない。

 ■ 翌日

 翌日は、早出で、西穂高沢のコルを目指します。

5:30出発でしたが、5時出発でもよかった。

朝はスピード命。 私はカップヌードルでもOKな人ですが、やっぱり餅一個くらいは付け足したいかもしれない。

アミノ酸も、しんどい山が予想できるときは疲労を軽減できる。私はヴァーム愛用しています。

テントはデポして、山頂ピストン。

早く出すぎても下りで雪が硬ければ、危険があり、遅いと上部で雪が柔らかくなり、登りがしんどくなる。

タイミングの見極めが経験が要る。
 出発。
 霞ヶ岳。

この沢からは振り返ると、明神が。明神なんて登れる山だとは、登山を始めた頃はまったく思っていなかった。


 雪崩れの上を流れた雪崩が、デブリを切り取った痕跡。 すごい!2mくらいの雪壁になっている。

カチコチです。遠くは乗鞍。
 さて、これを登ります。

スゴイ斜度に見えますが登れます。
 こんな感じ。

 休憩ポイントではセルフを取ります。
 きれいだな~。

 ちっこい先行パーティ。


 どんどん標高を上げます。1時間300m。
 同行者が先行。

41歳女性、47歳男性、66歳リーダーのパーティです。

47歳が一番後ろだと、一番体力がある人が、一番楽をすることになる。

ので、体力がある人が先行し、踏み跡を作るほうが、パーティ全体では、省力化できると考えました。

もちろん、スピードは遅いほうに合せるべきです。

当パーティはだれもバテてはいません。
 素晴らしい前穂の眺め!
 先行パーティを追い越し、コルに到着。 笠が岳方面。


 西穂独評方面。
 縦走路はラクラクです。西穂まですぐ。30分。
 西穂山頂から、奥穂方面。

山頂へはガイドツアー一行が到着しそうだったので、入れ替わりに下山。

滞在時間は約10分。

ガイドツアー人気みたいだけど、アリの行列みたいな登山、苦手...。

ガイドツアーの人ってなんでかマムート族が多い。 山がイメージ先行なんだろうな。

まぁあこがれも大事だし、形から入る山もあるだろう・・・と思うことにしておく。
 キレイだな~。北アはスケールが大きいとは、師匠の弁。



西穂は、足元のおぼつかない若い男性登山者も、ずいぶんいて、こんな危なっかしい人たちも登ってくる山になったんだなぁと思いました。

まぁ私も危なっかしいほうに入るのでしょうが。

登山歴4年の私から見ても、ウエアばかりで、山のこと、なんにもわかっていなさそうなのは見て取れる人が多かった。

雑誌ピークスに出てくるハイキングのいでたちで雪の西穂に登頂する若い人たち。

勘違い丸出しなので、ああはなりたくない・・・。

そういえば、トレランシューズの若者に上高地で合い、奥穂、前穂を縦走すると言っていたが・・・トレランシューズで?

遭難もあったらしい・・・彼でないと良いが。
 素晴らしい眺めです!

 これを下りますが、見た目より怖くも、斜度もありませんでした。

まぁ扇沢で慣れているってのもあるけど・・・

が、夫は高所恐怖症なのですが・・・

彼が降りれるなら、一緒に行きたいな~

天狗沢のほうが登りやすそう。
 先行中。後ろを振り返る。

扇沢の講習では、これとよく似た斜面を走らされましたが・・・

走れる。

登るのは大変ですが、
下山は早いです。

半分はシリセードで降りました。

例え落ちても摩擦で止まる。

両脇からは小さな雪崩が流れ込みますが、規模がとても小さいです。

が雪が川のように流れるのを見るのは不思議な感じです。

 今日はよく晴れて、照り返しが予想できたので、日焼け対策、が重要ポイントでした。サングラス、日焼け止め、帽子必携。 バッチリ対策して行きました。分かっているリスクは対策できる。

 途中の灌木でセルフを取って、休憩。

ザックを置くときはバケツを掘らないと、ザックが滑り出します。

取に行くのは下りで楽だからいいけど、登り返すのは大変。

この斜面は雪上訓練に最適でした。
 休憩ポイントから、の眺め。


奥明神沢、かな? すごい雪崩れ痕が見えた。

朝は4時起き、5時半出発、8時半コル、9時山頂、11時下山終了(ランチ、休憩込) 撤収後、上高地に下り12:30. 温泉14:00、と全体にとても楽しく充実した山行でした。

サクッと登ってサクッと降りた感じ。雪の状態に合わせるとこうなる。

≪学んだこと≫
・テント泊適地の地形
・安全な雪の質
・安全に歩く時間帯

≪良かったことと反省点≫
・GWは、昼は夏で夜は冬。ということで、昼は夏のウエア、夜は冬のシュラフ。にして大正解。
・コンプリートな紫外線対策。 
・夜のハーブティを持って行くのを忘れた。ため、夜の寝つきが悪かった。


参考:
http://www.yarigatake.co.jp/dakesawa/blog/2014/04/post-542.html


Friday, April 25, 2014

まずは信頼できるビレイヤーになりましょう

■ 怖いビレイ

そういえば、昨日は大学生の若い子がいて、ビレイを見ていてちょっと怖かった。

 1)制動手がビレイデバイスより上(つまりロープがいつでも流れる状態で) リードのビレイをしている

 2)ロープ側の手が逆手

 3)ローワーダウンで送り出す時、片手

でした。

私は、

 1)制動手はビレイデバイスより下(送り出したい時だけ上げる)

 2)順手 逆手はダメ

 3)ローワーダウンは両手

で習いました。 見ていて、その人のビレイでは絶対に私は登りたくないな~と思ったりした。

制動手は死んでも離してはいけない。 とも教わりました。

■ 登るより先にビレイを覚える

私が最初に言われたことは、

 誰でも最初はセカンドなのだから、リードのビレイを覚えること

でした。 

 まずは信頼できるビレイヤーになる

 ↓

 岩場に連れて行ってもらえる

が、順当な順序。

いまどきは先輩はみんな優しいので、そうでなくても連れて行ってはくれますが、本来は、ビレイヤーとして一人前になってから、クライミングが始まるものだということくらいは知っていても良いと思う。

昨日見たビレイの手は、こんなでした。 たぶん、ダメの例と思う。しかし、人工壁ではよく見る。

一体どういう教え方をしているのでしょうか?

この状態で、繰り出すのを待っていたら、確保器の制動は、全然効かない。















正しいのはこちらの画像のような形では?

http://k1951212.blog82.fc2.com/blog-entry-46.html より引用。

私はこういう風に持てと習いました。

制動側の腕を腰に引き付ける。

YouTubeに、私が教わったのと近い、ビレイの仕方が載っていたので、自分の復習用に挙げておきます。

私は、ビビりなので、信頼できるビレイヤーと登りたいです。

それより、自分が信頼できるビレイヤーになるのが先ですが・・・(^^;)


 


■ 墜落係数が大きくて、かぶっている壁の時は

墜落係数が2で、かぶっている壁の時は、墜落で、タイトにロープを引くと、クライマーは振られて、壁に激突してしまう。

よい画像がないか探しましたが、ちょっと見当たらず・・・

被っている壁の時は、タイトに出さず、落として止めるくらいが安全。

最近それはこの本を読んで知りました。 


 しかし、この本には詳しい説明はなかったので、先輩に聞いて分かりました。

だらりんビレイもダメだけど、タイトすぎるのもダメ。 リードのビレイは奥深いのです。

1)クイックドローが腰より上にある時=墜落係数ゼロ、つまりトップロープと同じ状態の時
 
 ⇒ タイト目に出す。テンションと言われたら座るくらいでテンション掛けれるように

2)クイックドローが腰より下から次のクリップまで=墜落係数が2になる

 ⇒登りやすいように緩める。 クリップの邪魔にならず、すぐにロープを出せるようにしておく。

  座る動作と合わせると、ロープの送り出し距離を長く出来る

3) 落ちたとき、壁に引かれないよう壁際で出す。 

4) 少し壁から離れ、一歩近づくとその分ロープの繰り出しが長くなる

5) 3本目(5本目説もあり)までは、安心できない。 

6) かぶってきたらむしろ安心

です。 ほかにあったら教えてください。

トップロープのビレイだったら、ずっと弛まないように引っ張っているだけです。

が、私をトップロープでビレイしてくれた人・・・アイスですが・・・私の懐でロープが弛んでいたときは、ちょっと怒鳴りました(^^;) スイマセンねぇ・・・。

でも、悪気がないじゃダメ。私は一回両手でローワーダウンしろと上から怒鳴られたことがありますが、「スイマセンでした」と謝りました。

やっぱりビレイヤーには気合を入れておいて欲しいです。 私、あんまり登れないので(^^)。

というわけで、落ちない人のビレイしかしたことない人のビレイは怖い、が結論でした。



最近の雑感

■ 最近のクライミングのこと

昨日は先輩が小瀬に来てくれると言うので、クライミングデーでした。

実は前日のレインジャーの説明会で聞いて、唐松岳の予定をとりやめ行きました。クライミングだけは一人ではできないしな~。

悪口を言うのもなんですが、レインジャーの制度、まったく機能不全と思いました。なぜか?というと、興味のない人たちに、上部組織が強制的に調査させているし、頼んで調査してもらう、という態度ではなく、義務&強制だからです(^^;) 

なんか間違ってる。

欲しいのは補助金であり、したいのは山歩きであって、高山植物の調査そのものに価値を見出しているのではないらしいことが透けて見える。

私は三つ峠で高山植物の保護活動に参加していたのですが、好きな人がやらないと花なんて見つけられないですよ。ホント、ソックリな花いっぱいありますからね。

一般公募したらいいのにと思いました。古い革袋に新しいワインを入れてもダメなんでしょうが。

クライミングは楽しく終了。もう電気をお母さんに消されるまで遊んでいる子供のようでした。

昨日は、また先輩が、予告なしにリードビレイで(わざと)墜ちてビックリ~! 勇気ある先輩(汗)。それも垂壁で。被った壁なら分かるけど・・・。

私のクライミングは進歩していませんが、みんなにガンバ!と言ってもらえて、励みになりました。

ガンバ!が嫌いな人もいますが、フリークライミング派と本チャン派でいがみ合うのはやめましょう。人種的に少ないのですから。

≪参考≫
正しいリードビレイの仕方へGO!

■ 年齢

最近、自分より若い人と接して、歳をとると言うことは、”自分をよく知る”ということかもしれないなぁと思い始めました。

 ルートの発見は、地図を見た量に匹敵する、

と誰かが岳人で書いていました。私も良く地図を見るタイプと思いますが、山好きを自称する人たちの8割は、地図をみない。つまり、山について知ろうとおもっていない。(じゃあ何が好きなのか?もっとよく自分を知ることが幸せの近道と思いますが・・・) 

 自分の行動を観察することから、自分自身を知ることができる。

山岳総合センターの講習会で知り合った友人が、懸垂下降の仮固定の復習をしていました。エライ。

岩が好きだから連れて行ってくださいと言っても、クローブヒッチを片手で作れなかったら、それは練習をしていないと言う意味であり、つまるところ、クライミングが好きなのではない、という意味になり、連れて行く方を混乱させる原因になるだけであろう・・・。

多くの人は、行動そのものではなく、行動の結果もたらされる何か別のもの、が欲しくて、その行動を好きなのだと勘違いしてしまうことが多い。

たとえばスタバに行く人はコーヒーを求めているんではなく、スタバで過ごす、すてきな自分を求めていたりするのと同じだ。スタバに演歌が流れていたら、あるいは安っぽいJポップが流れていたら行くでしょうか?

ほとんどの山ブームに乗ってきた人たちは、8割方、みんながしているから、という理由だけで山に向かっている気がする。

私自身も結局、昨日みたいに晴れた山チャンスの日に、一人で行く唐松岳を中止してクライミングに行くようであれば、山が好きなんではないのかもしれない・・・と思ったりもする。

自分は一体何が好きで、何をしたいのか?それを発見するプロセスが人生そのものなのかもしれない。

ある山小屋のおやじさんが言っていたのですが、滝谷まで登ってみたけど、やりたいのは岩ではなくてパラグライダーだった・・・そうです。

■ 2つの山ガール

私は山梨に夫の転勤で来たので、山梨にいるからこそ、山をやっています。

山梨って、ホントすごい土地で、八ヶ岳なんて日帰りの山です(笑) 一昨日の、西岳なんて日帰りどころか、半日の山でビックリ。山好きなら山梨に住みましょう。

山ガールという言葉が私が登山を始めた4年前頃、ブームでした。

山ガールと言う言葉には、二つの意味があるようです。

 1)山に登る(従来比で比較的)若い女性の総称

 2)四隅友里さん率いる、ハデハデファッション追従型の女性登山者

元々は、2)の意味であり、山ガールというのは、どちらかというと、目がチカチカする色合わせのファッションで、山スカートをはいた人たちだったようですが、山に登る若い女性が増えて、1)の意味でつかわれるようになったようです。

私は山ガールと言われていましたが、今は誰も山ガールと言ってきません。何が違ったんだろう?
ずっとファッションは一緒ですが・・・年を取っただけ?

どちらにしても、まぁ山ガールも成長します。今では”山ガール”は衰退し、”ガチ山女子”が台頭しているそうです。

ガチ、という言葉も流行語で、”真剣な”くらいの意味ではないかと思います。が、山に真剣って・・・。

”山はスポーツではない、生き方そのものだ”みたいな言説は、雑誌等にいっぱいあるのですが、若さと言うものは、また、そういった言説を、適切な距離感で受け止められないモノではないか・・・?と、思ったりもします。 ああ、若くなくて良かった(笑)。

私はよくガチと言われますが、山は山。遊びであり、趣味です。が、比較的、その趣味を深めることができる時間的ゆとり、を与えらえている。

与えられている機会を生かさないなんて、おろかな人のすることです。与えられていることに感謝しないこともおろかなことです。

なので、山梨で登山できることには、心から感謝しています。一種の感動さえ覚えるほどです。

山に愛されてるぅ~って感じですが、あんまり山に愛されすぎると、山から帰ってこない人になりそうなので、あんまり愛されすぎないようにしたいと思います(笑)。

■ 食当

今回の食当の素材はこんな感じになりました。

これに、スティックサラダをつける予定。これで、すでに1800gはありますが・・・うーん。

前に4人分の食当をして、4kg持って行きましたけど、一体、一人500gの食事ってどんなのだろう?

朝夕で500gだったら、それこそカロリーメイトとカップヌードルになりそうです。

明日は、山の師匠と西穂です☆

帰りにカモシカに寄れたら、ロープがあれば買いたいですが、もうないかなぁ・・・

Thursday, April 24, 2014

食当のこと、ベジタリアンのこと

■ 食当

食事は山ではバテナイために超重要です。

 ・血糖値対策 ⇒ 行動食
 ・バテ対策   ⇒ 水分
 ・スタミナ対策 ⇒ 食事


私は血糖値が下がるのにとっても弱い。のは、頭脳労働主体のデスクワークをしていると、脳は糖しか、エネルギーとして使えないので、チョコ、食べたくなります。デスクワークでプレッシャーの多い仕事をしていたころ(ソフトウェアエンジニア時代)は、夕方の残業食を食べてからが仕事本番、みたいな生活でした・・・。

が、山では、ヨガやバレエをしている時と同じで、カラダが活性化しているので、長時間、食べ物を採らなくても、平気です。

むしろ、現代人は飽食。飽食は悪です! 山や運動中は、お腹が大きくなるほど食べ物を入れてはいけない。 体が重くなって、切れの良い動きができない。食べ過ぎは万病のもとだけでなく、登山にも禁物です。つまりバランスが大事です。

山でのバテは、最大の原因は水分不足です。固形物ではなく水分!

 (体重)×(歩行時間)×5ml

の水分が必要です。 50kg 10時間行動 なら、2.5ℓ。

ただし、汗をかかない時期だと、もっと少なくて済むようです。私は1リットルくらいで平気です。その分下山したら、たくさん飲むのがいいのかも。 

■ 必要なカロリーの計算方法

登山の運動量は、どんな山か?によっても違いますが、と基本的に 7メッツ で計算されています。

 消費カロリー(kcal)=1.05 × メッツ × 時間 × 体重(kg)

体重70kgの人が10時間歩くなら、

 1.05 × 7メッツ × 10時間 × 70kg = 5145Kcal

体重50kgの人が10時間歩くなら、

 1.05 × 7メッツ × 10時間 × 50kg = 3675Kcal

と、小柄なだけで1500Kcalも違います。これを朝夕2食と行動食で採ります。 たぶん、一気にカロリーを取るより、こまめに採るほうが良いようです。

ちなみに昨日は全然お腹すかなかったので

 1.05 × 6メッツ × 4時間 × 47kg = 1184Kcal  

 かけそばが500Kcalとして、オヤツが230kCalだったので、ちょっとカロリーがマイナスなくらいかな?全然疲れていないので、もっとメッツそのもが低いのかもしれません。ちなみにヨガは3メッツ。かなり軽い運動です。

でこれらの必要カロリーを食当は担うわけですが、一日や2日くらいなら、別にカロリー不足に陥っても、そんなに問題ないです。何しろ現代人は体脂肪付きすぎですから。

たぶん、冷えが重大な遭難につながる厳冬期と同じことを春山ですると…おデブ一直線かも?

■ 食当のアイディア

山では炭水化物中心のメニューが体脂肪を効率的にエネルギーに変えてくれます。体脂肪を燃やすにも糖質が必要なのです。

しかし、糖質は砂糖のようなエンプティカロリーではなく、吸収の緩やかな多糖類が良いです。

となると候補は

 ・米
 ・パスタ
 ・オートミール、ミューズリー
 ・うどん

などです。全粒のほうが、精製されたものより栄養が複合的で良いので、これもポイント。

一方消化の負担は精製したものの方が良いです。なので朝は生成され、スムーズにエネルギーに代わるものを食べる。夜は消化の時間のかかるものを食べる。

という訳で、

 夜:豆のカレー 生米からごはん、スティックサラダ、薄揚げ、チーズ

 朝:ペペロンチーノ、スープ餅入り、薄切りパン、クリームチーズ

などを候補に考えています。

私は新時代のクライマーらしくて(笑)、食事も欧米風だし、エコ意識が高いほうです。シリアルバーとかで平気。朝のオートミールも平気です。

私がやりたいのは朝ごはんのホットケーキ・・・(笑)アメリカの開拓民の開拓生活は、ほとんどがパンケーキなのです。

というのは、オーブンがなくて、パン(フライパンの”パン”)しか道具がないからですね。

つまりフライパンを焚火に掛けて焼いていたものです。専用のスパイダーという足つきフライパンまであるくらいです。今では骨董品扱いです。




■ ベジタリアン

私は長く、ラクトオボベジタリアンなのですが、それは、わざわざ食肉加工されたパック肉を食べないって意味です。山で焼肉パーティしますかねぇ?しませんよねぇ・・・なので、特に問題なし。

山でよく食べる、うどん、カレー、おにぎり、どれもベジタリアン。厳密に言えば、カレーは肉が入っているはずですが、探さないと見つからないような具(笑)?

行動食のパン、カロリーメイト、ナッツ、ドライフルーツ、も、ベジタリアン。コーヒー、紅茶、ココア、コーラも同じ。

下山後食べるラーメン…は、ベジタリアンではないですが、私はだしやスープにまでこだわる必要はないと思っているので問題なし。

かつ丼とか、ステーキとか食べない。でも、オーストラリアでステーキが出されたら食べます。

余談ですが、基本的に、畜産物の肉は、アングロサクソンの世界というか、欧米では、土地が貧しく、酪農していた牛を食べるしか長い冬を生き延びることができなかった時代の”豊かさ”です。

財産と言えば、家畜の数だったのです、その昔。なぜなら、家畜の数=食べさせられる家族の数。ホントに家畜がいなければ、一家は飢えて死んでいた時代です。昔の欧米の農民は秋になると家畜を締め、長い冬に備えて、塩漬け肉(つまりベーコン)、ソーセージ(つまりとさつして余った肉の再利用料理)をし、一番良い部分をごちそうとしていました。なので、オーストラリアで上等のサーロインステーキを出されて食べないと断れば、最上級の歓待を断った話になります。

モツ料理やソーセージは庶民のモノです。特にモツは下級階層を連想させますよね。それははやりブッチャーが職業として成立した時、その職業はどちらかといえば、3K職だったからです。アンタッチャブルが日本や中国でも肉屋をやっています。アメリカでも、レイモンド・カーバーの小説に、食肉工場に勤める若者の話が載っていますが、はやり肉食大国アメリカでも、トサツ、食肉加工業は厳しい職業のようです。

まあ、日本の伝統的食、古来の食を食べていれば、ほとんど日本でベジタリアン食が問題になることはありません。

納豆もベジタリアンだし、山菜ソバやとろろそばもベジタリアンだし、うどんもキツネもタヌキもそうですよね。ひじきも、切り干し大根もベジ。豆腐もそうだし、肉を探す方が難しいくらいなんです。

おつまみの定番柿ピーもベジタリアンだし、軽くしたい時の海苔もそう。

というわけで、日本でも、山でも、ベジタリアンで、特に問題になることはほとんどないのですが…。

大変なのは、むしろ、山で、無理やり肉を食べたい!という人かも…?肉って、腐るので、持って行くの大変です。腐らないようにすると、変な保存料満タンにしないといけないし…逆に山小屋では助かるのです、肉は。冷凍ができるので。

つまり、冬のアングロサクソンと同じです。ヘリが来ない日が続くと、毎日毎日肉か解凍した刺身。ああ、野菜が食べたい!となります。

季節に限定され、鮮度が限定される野菜というものが、いかに自然の恵みなのかが分かる瞬間です。

■ 私のお食事 大したものではないですよ・・・

 超厚切りパンに、発酵バター(滴るほど)

バターは豊かさの象徴です。牛乳からオイル分を分離して作りますが、かつては酪農家の主婦の副収入でした。

私は、発酵バターを高いけれど買います。

高いと言っても250gで400円。


 プラテーロの天然酵母パン。

豆とジャガイモのカレー。 このカレーを持って行く予定です。

パンも。下のレーズンのパンはずっしりしていて、少量でお腹に溜まります。
 天然酵母パンは、イーストを使わず、イーストフードも防腐剤も入らない。

小麦粉の味がおいしい。

同じ労力を掛けるなら、不自然なものをいかに省くかに掛けたい。

山屋が、自然が好きと言うならば、人工的なものを食からも排していってみるのも、質実ともに満たせる合理的な趣味

山で山菜を取ってラーメンに入れるくらいはしたい。フキはおいしいですよね。
今日のランチ。 

レタスのペペロンチーノ。赤ワイン。

レタスは近所の直売所で100円。

国産ニンニクは199円。

イタリアのスパゲティは500gで250円くらい。

唐辛子は自家製。

オリーブオイルは3リットル入りのを買います。

トータル300円くらいだろうか?

これにデザートでミントのチョコと、コーヒーを飲みます。

一切肉は出てきませんが、何の問題があるんだろう?・・・な私なんです(^^;)。

ある日のランチ。

大盛りのトマトとレタスのサラダ、玉ねぎのドレッシング。

焼なっとうと温泉卵のどんぶり。チーズ入り。

普段、卵は食べませんが、この日は、免疫力が低下しているサインが出ていたので、例外。 

むかしから卵は病人食なので。
別の日のランチ。吉田うどん。

キャベツ、ニンジン、薄揚げ、わかめ、天かす入り。

スープはコブ出し。本来はいりこ出し。けど、誰も気が付かないと思います。

味の決め手は、、すりごまの調味料のほうなんだな。

これは地元のを買うに限る。





残り物系のランチ。

ひじきの炒め物、おからのサラダ
ご飯、チンジャオロース(黄色と赤のパプリカ、玉ねぎ、サツマイモ)

ハーブティ。
ガッツリ系の日。

アボガド、おからサラダ、ピーマンとひじきの炒め物、
スナップエンドウ、雑穀を入れたごはん、
ドライトマトとクスクス、ポルチーニ風味、焼いた厚揚げと生姜。

ワイン。

全然、お腹減りませんし、スタミナも十分と思うのですが。穀類ですよ、パワーの源は。大豆も豆も良く食べます。


余談ですが、ビールは男性を女性化させると言われています(笑) 

山男は山頂でビールをグイッとやって、闘争心を穏やかにさせているのかも?

闘争心を掻き立てるのは、ニンニクや香辛料です。