Tuesday, May 7, 2013

GW遭難事故のまとめ 2013年


■ GWのまとめ

私はGoogleアラートという機能で読みたいニュースだけを読むのですが・・・今年のGWも遭難が一杯です(><)
 
なんだか…お天気がすごくコロコロ変わって読めない。私たち夫婦は、登山初心者なので、「晴れのち曇りね~」と天気図で高気圧あるね程度にしか天気を読まずに出かけたのですが、それはホントにラッキーで晴天の山に行っているんだろうな・・・と思います。山域的に安全と言うのもありますが…、それでもお山である限りは、急な天候悪化での遭難だってあり得ないことではない。

そう自戒を込めて遭難の事件のニュースを読んでいます。

私たちが出かけた4日は、仙丈ヶ岳でも一瞬ですがドキッとするホワイトアウトが一瞬だけありました。丸い尾根の山なので視界不良は勘弁、な感じなので、急いで下山しましたが、それは心配のしすぎ。結局はすぐに霧は晴れたのですが、とはいえ、それは結果オーライ。

高層天気図とかキチンと読めるようになるまでは、決してゴールデンウィークの北アなど、考えてはいけないな…と思います。

実際、27日か28日か忘れましたが、どちらかで仙丈ヶ岳でも救助された方が居たそうです。ねん挫か骨折で遭難と言うより怪我のようでしたが。

28、29日の針ノ木雪渓もピーカンで、日焼けしてしまうほどの晴天。すごい山焼けでなんだかアラスカ帰りの人みたいな顔になっています(汗) 日焼けっていうのは免疫力を大幅に下げるので…私は免疫力は弱点で、アトピーがあることからも分かるのですが、過剰に免疫反応してしまう。中身は至って健康なのですが、皮膚やその他が反応しているってことは、実はかなりのダメージを喰らっているってことみたいです。紫外線的に山は私に合ってない(汗)

■ 遭難のまとめ
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大型連休(4月27日~5月6日)ので山岳遭難事故 総数

死者: 計17人
行方不明: 計1人

・長野、山梨、秋田、福島、群馬、岐阜、富山、石川の8県
・長野+富山(北アルプスと中央アルプス)=8件の遭難事故(計10人が死亡)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(毎日新聞のまとめ)

時系列でまとめます・・・

① 27日 長野県 北アルプス白馬大雪渓 雪崩事故。男性(50)一緒にいたとみられる男性(32)は行方不明。
② 28日 長野県 杓子(しゃくし)岳杓子尾根。滑落して死亡。男性(57)死因は、滑落の衝撃による虚血性心疾患。
③ 28日午前、八ケ岳 赤岳 男性(57)滑落死。
④ 4日 山梨・静岡県境の6合目付近の登山道そば。男性
⑤ 4日午後 富士山 静岡県側 男性(25)がスノーボードで山頂から下山中、標高2700メートル付近で滑落。自力で歩いているところを救助。
⑥ 4日朝 長野県 北アルプス・北穂高岳では4日朝、男女4人が滑落。男性(62)女性(55)男性(61)男性(51)4人は県警のヘリで救助。
⑦ 4日 午後4時ごろ 涸沢岳から北穂高岳に向かう尾根。視界不良で救助。男子高校生(16)
⑧ 4日 奥穂高岳の小豆沢 午前11時ごろ、男性(62)が下山中につまずき、約100メートル滑落。
⑨ 4日 富山県立山町 北アルプス・富士ノ折立山頂付近 午後0時半ごろ、男性(58)が尾根から滑落。
⑩ 5日午後1時20分ごろ、中央アルプス 宝剣岳(2931メートル)男性(58)が滑落し死亡。
⑪ 5日午後3時半ごろ、北アルプス 爺ケ岳(2670メートル)の尾根 男性(55)が滑落、死亡。
⑫ 5日午後4時半ごろ、中央アルプスの池山尾根で男性(71)が滑落死亡。
⑬ 5日北アルプス 鹿島槍ケ岳(2889メートル)男性(62)死亡。

とこのような感じです…(汗) 

亡くなられた方のご冥福、心よりお祈り申し上げます。

このような山岳事故が起こらないよう、山のお天気情報の共有化が進むことを切に願います。

後記:2013年、ゴールデンウイーク中(4月27日~5月6日)に全国で起きた山岳遭難は141件(前年比37件増)、遭難者は185人(同52人増)で、いずれも記録が残る1994年以降で最多となった。

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