Monday, April 8, 2013

ロープワークのむずかしさ 


■ ロープワークのむずかしさ

世の中には、結び目を解説したものは山ほどあります。 ちょっとGoogle先生に聞くだけでヒットすること一杯。

結び目を作るだけなら、それは簡単にできてしまいます。

そう、昨日は登山者のロープ講習の後、夫に報告したら

「えー、そんなのこないだ説明してくれたじゃん?」

って言って、ささっと作ってくれました。 そう、作るだけなら簡単なんですよね~。

でも、実際、講習中でも、「ではカラビナにムンターを作ってください」と言われても出来ない人続出。 

最初にエイトノットをやったら、クローブヒッチを忘れてしまい、忘れたので、教えてもらったら、最初に教わったのと違うやり方で、大混乱してしまい、えっとえっとと思っている間に、ムンターはクローブヒッチのひねりが一個ないヤツ、と言われて、ん?はてな?となる・・・。

さらに結び目は表と裏があります。 同じ結び目でもロープの方向が違うとなんか違って見えたりする。

実に、脳トレチックであり、難しく、焦る。

■ わかるとできる 

何が難しいか?

それは、実にいろいろな要因があります。

 ・3分以内に作る(素早さ)
 ・片手で作る
 ・グローブをした手で作る (手の器用さ)
 ・適切な結び目を選ぶ(選択)
 ・間違えないで作れる(正確さ)
 ・キレイに作れる(美しさ、ほどけない)

そう、ホントに解説してしまうと、簡単なのです…それが困ったところです。

ビジネスでも「わかるとできるは違う」と良く言います。

 わかる=知識
 できる=スキル

です。

ある意味、「わかるけどできない」という状況は 人間の生き方そのものですね(笑)!!

・酒の飲みすぎだとわかっちゃいるけど、酒量を減らせない
・痩せた方がよいとわかっちゃいるけど、やせられない

○○した方が良いとわかっちゃいるけど・・・△△できない。

■ 基本に戻る イメージを覚える

今日は朝、頭の中でイメージをしていて目が覚めました。ロープってなんか、バレエのパみたいなんです。パというのは足の技ね、ステップです。表と裏があります。たとえば、パドブレ、表と裏があるんだけど、表は誰でもできるけど、裏はできない人が多い。それと似ている・・・よく足技を脳内でイメージしながら眠ったものでした・・・

同じ症状をロープワークで発症中・・・(汗)

というわけで、とりあえず、一番簡単なクローブヒッチから。

これが一番大事なイメージ図です。

 重なるとクローブヒッチになる。

重ね方はポイントです。

ロープが互い違いにクロスするように重ねます。 

右の環が下だとクローブヒッチにはなりません。



折りたたむとムンターヒッチになる。

















これは序の口です。まだまだ次に記事を書きます。


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