Wednesday, April 10, 2013

ビレイデバイスの研究


確保器も、買わないといけないものリストに入っているので、研究中です。

研究に本を借りてきました。 『クライミング用具大全』です。とりあえず、とっかかりはここから!

■ ビレイデバイスのタイプ分け

大きく分けて、チューブ型と補助ブレーキ型に分けられる。

★チューブ型
メリット
 ・安価
 ・丈夫
 ・使い方が簡単
 ・ヒューマンエラーが起きにくい

デメリット
 ・制動力が弱い
 ・シングルロープでの墜落停止には握力が必要


★補助ブレーキ型 (オートロック式)
メリット
・握力を必要としない

デメリット
・セットミスが墜落事故に即つながりやすい

■チューブ型 

①一般的なチューブ型(バケツ型)
メリット
 ・安価
 ・ロープ操作がしやすく、リードのビレイに向く
 ・懸垂下降もしやすい

デメリット
 ・制動力が弱い
 ・シングルロープでの墜落停止には握力が必要
 ・ロープが痛みやすい
 ・使用するカラビナは大型のナス型
 ・ループ部のワイヤーが柔らかすぎるとロープに巻きこまれてしまう

 ★墜落時の摩擦点は3点

②Vスレッドがあるタイプ (ペツル ルベルソ)

メリット
 ・①より強い制動
 ・ロープに優しい
 ・細い径のロープでも十分な制動を得られる
 ・より少ない握力でロープを止めておくことができる

デメリット
 ・ロープのセットのしづらさ
 ・ロープの抵抗が大きいため繰り出しづらい

③セカンドビレイタイプ(セカンドで登る人を同時に2人まで確保できる)

メリット
 ・セカンドが落ちてテンションがかかった場合にロープはカラビナによって自動的にロックされる。
 ・ロープを引っ張りやすい
 ・荷揚げやレスキューにも使える

デメリット
 ・フリーのマルチピッチやアルパインクライミングを行わないなら必要ない
 ・ビレイポイントの支点が足元にうってあったり、木であったりすればこのシステムは使えない
 ・高価

④穴が一つのタイプ (シングルロープ用)
メリット
 ・そもそもダブルロープで使う場面は少ないので特に困らない
 ・ロープセットがやりやすい
 ・ロープがキンクしにくい
 ・ビレイのしやすさNo1
 ・初心者に向く

デメリット
 ・ディセンダ―が別に必要
 ・ダブルロープでの懸垂下降にも使えない

■ 補助ブレーキ型 (オートロック式)
 
①カム式(グリグリ)

 メリット
 ・ロープがカムでロックされるのでビレイが楽
 ・トップロープのビレイはほとんど問題がない
 
 デメリット
 ・繰り出しにくい
 ・重い
 ・高価
 ・繰り出しに十分な慣れが必要

②カラビナとの挟み込みでロックするタイプ (ワイルドカントリー SRC)

 メリット
 ・グリグリより操作性が良い
 
 デメリット
 ・使用には慣れが必要


■ 参考サイト

アルテリアの技術書
http://www.alteria.co.jp/download/pdf/catalogue/Petzl-Sport-13.pdf

ロープの選び方
http://www.youtube.com/watch?v=-bTbJczTYSE&feature=player_embedded

http://www.youtube.com/watch?v=btey5VjqqKY

確保器の選び方
http://www.youtube.com/watch?v=5Qc6OApCpms






 

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