Sunday, March 10, 2013

山を学ぶ場ゲットしました☆


■ 長野県山岳総合センターの一般登山者向け講習

ちょっと前に募集があった長野県の長野県山岳総合センターの一般登山者向けのリーダーコース。
ためしに申し込んだら…簡単な審査らしいけど、書類審査通りました~ あら~。
やっぱり、女性&若い(山では…)からかな~?


4月6・7日はさっそく開講式。 今年は忙しくなりそうです♪ いいですねぇ。予定が立つのは。
そもそも、登山スキルをぜひとも身につけなくては!と思ったのは…

 旦那さんが一緒に行ってくれないから…!!!

夫は勤めの夜の帰りがとても遅いので…毎週、山に付き合わせてはかわいそう… なのです。
山梨は自然が素晴らしい上、360度山! なので、かぎりなく自然と親しめる山歩きを今のうちに一杯しておくのは合理的な行動だと思うのですが…ただそこにも多少の障害が・・・

 障害1: 平日の里山歩きも里山のほうが道迷いが多い。  
 障害2: とりあえず危ない。                    

かといって一緒に行く相手がいない… かと言ってお金もない… 
 
という理由で 必然的に必要になった登山技術。 誰も一緒に行ってくれないから一人で行くんですが…というか一人で歩けるような道なら、一人の方が、むしろ好き、なんだった…(実は…笑)

   → 対策:地図読み
   → 対策:ビバーク術&セルフレスキュー

■ 地図読み?沢?? 

この講習…よく見ると… 

8月9月10月の3か月には講座が予定されていない(笑)!やっぱり暑くてやってらんないのかしら~?

とりあえず、ココでは冬山のことをメインに教えてくれるらしいです♪ 冬山Loveだから最適★
でも…、

・ジャンダルムをどうすれば安全に通れるのか?

 とか

・地図読みをマスターしたいんだがどうしたらいいか?

については 教えてくれない(><) それに沢がないじゃーん!! 

ロープワークはあるけど沢はない…うーん?なんで?

というのも、一般的にオールラウンドな登山技術と言えば…大体 『山と渓谷』とかの雑誌を見れば、大体想像がつくようになるのですが…

 春:春山(雪上講習)
  ↓
 初夏:岩場
  ↓
 夏:沢 
  ↓
 盛夏・秋:縦走・テント泊
  ↓
 冬:冬山

という1年のスケジュールだからです。 岩はあるけど、沢がない…のは、この講座が目的とする目標到達レベルが
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(アルパイン)パーティーのリーダーとして、無雪期の前穂高岳北尾根程度の岩稜ルートや、積雪期の爺ヶ岳東尾根程度の雪稜ルートを登ることができる
(縦走)パーティーのリーダーとして、無雪期の北アルプス一般縦走コースや、積雪期の八ヶ岳一般コース等を登ることができる
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
に、沢が全然はいっていないからでしょうね~ 登山は尾根なんですよね。沢ではなくて。

でも私暑いのめっちゃ苦手みたいなんです…冬山でバテたってそうないけど、夏はすぐバテる…子供のころの思い出も、夏の死にそうに暑かったのとか…夫はアイスノンなしで寝れるけどわたしはアイスノンがないと寝れない…
それに山梨は実は沢天国でもありそうなのです…私の山の先輩の様子から伺うに…

ってことで 私は別の山岳会の方も行くことにしました♪ そっちは使う山が少々遠くて谷川方面などの時は前泊が必要でちょっと無理をしないといけないのですが…その”無理”も大阪からのことを考えると格段に楽な無理。

というのは、その山岳会(というより登山学校なんですが)は、基本30代を入会資格としていて今年齢的にギリギリ・・・(^^;) どうも山の世界では、40代以上=中高年 らしいんですよね…(汗)。

自立した登山者になる努力より、お金を払って誰かと(ってつまりツアー参加?!)登ってくださいって方向みたいですね・・・つまり、年を取るということは金で物事を解決するように社会が陰に圧力をかけてくるってことなんだなぁ… 社会の本音が年齢制限に表れているような気がするんですが…(汗)

でも、周囲の人を見ても40~50代の人って、誰かと歩かないと歩けないほど弱いことも判断力がないこともない、と思うんだけど… 何しろ60代の知人がいうのは、山歴10年の知人なのにツアーに参加するのは、持病の発病など万が一と言う時にだれかがいないことがリスクだからなのだそうです。つまりセルフレスキューですね。

でも、友達と行くという選択だとなかなか予定がそろわないらしい。というわけで山友達をお金で買う行為とも言い換えられるのかもしれませんね・・・。

というわけで、40~50代はまったく宙に浮いた世代ですね。山に行くにも土日だけしか行けないし。ツアーに参加したら若手になるし。

参加したいなと思っている山岳会は山岳会と言うより登山学校なので、単位制で1年を通してオールラウンドな山の技術を授けてくれる、というカリキュラムです。毎月は出れないであろうことが予測できる、忙しい社会人のために、3年のゆとりをみているのだそうです。そういう意味の3年らしいので、単位さえ取れたらすぐにステップアップできるのだとか。うーん、山梨の滞在中に間に合いますかね~

■ 達成 

去年の日記を見ると、2年目の去年は、山梨を知る時期ではなく、山梨の地の利を生かす、ということをテーマ&目標にしていたので、ちょうど一年たって、

  山梨に居る間しかできないかもしれない活動=山梨の地の利を生かした活動!

ってわけでちょうど目標を達成したんだなぁって感じです。

山梨そのものには、”長野の”山岳総合センターみたいな講座とか ”東京の”登山学校みたいな組織がないんですが…

なんだかちょっともったいない山岳県山梨って感じは否めませんが… とりあえず、私の現在進行形の甲府生活は、ますます山にまっしぐら~!がきまったみたいです♪

 金峰山から富士山

No comments:

Post a Comment