Wednesday, December 29, 2010

登山用品 買い物悲喜こもごも


昨日は回数券消費と買い物をかねて、東京へ。夫は秋葉へ。私は御茶ノ水へ。

■山のウエアって難しい

雪山 → 寒い → ウエア という思考で冬用山ウエアを探しに御茶ノ水まで行ってきたのですが、
更なるウエアの迷宮に迷い込むことに・・・(汗)

山のウエアの基本はレイヤリングといわれますが・・・”晴天専門”の私達のような本格登山未満
ハイキング以上の人にはゴアテックスのレインウエアって出番が無いのですよね。
曇りや雨が予想されるとき無理して出かけない・・・。 高かったのになぁ、ゴアテックス。まぁ雨具は念のための保険のようなものと考えて、いっか・・・。

レインウエアは防寒性はまったくないので寒くなれば、冬のジャケットがほしいのですが
持っている冬モノのダウンコートはふかふかで防寒性はあるものの、防水性はゼロ。
中綿入りって暖かいですよねぇ。たしかこれは天王寺のMioで8900円で買ったけど大活躍。

登山では、中綿入りジャケットなんて暑くて着れないのじゃないか?と思うのですが、中綿ジャケットの
問題点は、暑くて脱いだとき、収納しておく場所に困ること・・・ザックの中がパンパンだと持って歩くのも
なんだし・・・となってしまいます。

じゃあ、防水性がある冬の厚手の山ジャケット、これにあったかなものを組み合わせて・・・となる。
しかしこういう山ジャケットは高い!最低が特価品の2.5万から定価だと4万円以上!! 

いっくら「10年着れるよ」って言われても・・・10年着るつもりなのになぜこんなハデハデカラー?っていう、
矛盾したカラー。飽きそうな色です。それも毎年少しづつ色が違うよう。

山をやる人は山ジャケでいつ山を始めたのか分かるのかもしれない?そうそう買える価格で無いだけに、
その年に特徴的なデザインを買うのは危険だ、と思う。

■ 枯葉マーク vs レスキュー隊・・・もっといいデザインください

こんなに高価なのに・・・山以外で絶対にウケないデザイン・・・(汗)私のレインウエアはお店にあった在庫を
もらった関係で黄色×黒なのですが、これ着てるとまるで”レスキュー隊”みたいなんですよねぇ・・・(^^;)
下に着るミドル系は”スタートレック”みたいなのが多いんだなぁ・・・。

メンズは山仕様でもアメカジっぽくかわいく着れるけど、レディースの山もので落ち着いた色を探すと
なぜか枯葉色っぽい。何色か分からないようなビミョーな色のズボン・・・、それらを除外すると”レスキュー隊”
か”スタートレック”・・・(^^;)。

・・・ってな具合でいまだにまだ山ジャケット、ゲットできていません・・・ 山ジャケ難民です。


■ 山用品、御茶ノ水より吉祥寺かも・・・ 

御茶ノ水は登山用品店やゴルフウエア、スキーウエアの店がひしめいていました。

登山用品では、L-Breath(エルブレス)のほうが、石井スポーツ本店より若い人向けのようでした。 

東京在住ではない人が、東京で登山用品一式を色々な店舗をはしごして揃える、という
目的には確かにお茶の水が使い勝手が良いようですが、何しろオシャレさも狙うという高難易度な
”離れ業”をヤリタイ、となると・・・どうも方角的に間違っているよう・・・(笑)。

原宿や吉祥寺のほうが高確率でほしいウエアに当たりそうです。ファッション性は石井スポーツには
求めにくい感じでした。

とはいいつつ・・・特価品のラフマミレーの冬用登山パンツの黒をゲットしました。6本くらい履いて納得の
一本・・・これはほとんどポケットも何もないストンとしたデザインで履いていても山用とはバレない。

これにアンダータイツを履き、レインのゴアテックスアウターを重ねれば、3レイヤーなので
とりあえず、冬仕様の下半身は完成。 

■ Love☆パタゴニア

一番収穫があったのはパタゴニア。夫は6万ちかくするブライトブルーの山ジャケットをGet。
メンズはかっこいいからいいですよね~。これなら、休日に近くを散策するのにも使えそうだし。

彼は同じものを着続けるという習性があるので(どうも、持っている服を忘れるらしい・・・)
少々お高くてもまぁいっかの範疇です。本来はこれにナノパフを追加したいところですが、
ユニクロのウルトラライトダウンで我慢です。 

こうしたファッショナブル&高額な製品・・・”形から入る人”と山の先輩には煙たがれそうです・・・(汗)

でもこれは決して形から入るわけではなく・・・ズバリ、ポイントは”経済性”なのです!実際、デザインも
気に入ったものが総合的にみて経済的なのです・・・(あとで買い換えなくていい)&(出番が多い)ので。

■ 防・オバサン化 

いくら実用的でもオシャレでなかったら、楽しく着れない・・・のが若さ。そのあたりの”若さ”は女子としては
できるかぎり捨ててはいけないもののような気がするんですよね。(オシャレ)vs(実用)の天秤で、
オシャレが軽くなってしまう、というのはオバサン化のような気がします(^^;)

私が思うに、山屋さんは、昔ながらの山スタイルを正解とする世界に住んでいるのですよね。
つまり、”のんびり派”ではなく”登頂派”。そして登頂派は登頂だけを目指した機能性デザインで
少々使い込んだくたびれた雰囲気のレスキュー隊仕様のかっこうがカッコいい、という価値観なのでは
ないかと・・・。それは背後に”登山技術””経験””肉体的困難に打ち勝つ強い精神力”を意味する
からではないかと・・・。山ではなぜか荷物が多い人がエライ、とどこかの本にも書いてありました。
多分山では臭い人がエライ・・・。臭い、汚い、寒いくらいの肉低的困難にピーピー言っている
我々初心者は”所詮お遊びさ” ”火傷しなよ、ねえちゃん”、そんな声が聞こえてきそーです・・・(汗)

■ ユニクロ批判?

ユニクロは山屋さんには評判が悪い・・・それはそんなメンタリティから発しているような気がします。
ダウンや、フリース、ユニクロ批判は一杯あるのですが・・・ユニクロ製品のせいで体が
冷えたことではなく・・・むしろ、雨に濡れてしまったことそのものにあるような気がしません?

ユニクロを着て遭難でユニクロ製品でなければ命が助かったかも・・・というより他の点に
甘さがあるよな??? トムラウシの遭難の話を雑誌で読んでいたら、雨で濡れているのに
防寒着を着ることそのものを忘れていた、らしいのです・・・持っていても着ない、なんてケースが
あるツアーでの気象遭難・・・。装備以前の問題じゃ?

■ 使える100円ショップ?

晩秋の新穂高温泉、曇りだった初日は冷えたのですが、持ってて良かったのが、100円ショップで
買ったフリースのひざ掛けでした。これを山スカートのように腰に巻いて新穂高ロープウェー駅山頂へ。

ジーンズしかはいておらず、山パンではなかったのですが、ジーンズって何気に冬寒いですよね。
即席でひざ掛けを腰に巻いてあったかく!これは名案でした(笑)

山スカートって、ベテラン山屋さんの間では評判がイマイチです。
ファッションで遊ぶ人たち・・・=山をなめている、という公式が浮かんでしまうみたいなんですよね・・・。

でも、山スカートって多分・・・腰蓑ですよ!こしみの!
『劔岳 点の記』では昔の人とまったく同じ装備でいどんだそうですが、意外に良かった装備で、
腰に巻く毛皮(なんというのか失念しました・・・)と”脚半”は良かったと誰かがインタビューで語っていました。 
そういうものの現代版だと思えばいいんではないでしょうかね。足を見せる目的ではなく・・・

他に100円ショップでは、笛とか、ミニ調理器具、ほうろうのコップ、山頂でちょっとおにぎり食べる間座る
銀マットなど使えます。古いゴム引きの皮のトレッキングシューズ、靴紐を赤に変えたらオシャレに変身
しました。これも100円ショップ♪ 後はニットハットやバンダナも100円!いくつあってもいいものですよね。

やっぱり装備にしても何にしても、絶対山のモノは山屋で買う!じゃなくて、何が使えるか、使えると
使えないモノの分かれ目は何かと、自分で研究するのが大事ではないですかね。
安いから代用品として買うってのではなく、”よいもの”を探す。 だって分度器の性能に100円か100円で無いかの差はあるかしら?

登山ウエアってカテゴリーだけでいくらか高いプレミアを払っているような気がするんですよね。そこんところが消費者が100円ショップに流れる根本的原因、っていうのは確実にアリ、と思います。

Saturday, November 20, 2010

投資に見合う登山出費とは?


登山ショップは高い!大体、私達は時間限定、晴れの日限定の軽登山。高いウエアは必要ない。
高額な理由を調べてみると、軽さ&パッカブルさだ。よって、日帰りや一泊程度で荷物の少ない初心者登山には多分必要ない。買って良かった!っていう製品はあるのだがそれを分けるポイントは普段にも使えるかどうかかもしれない・・・。オススメできるのはアンダーウエアくらいだ。

【独断と偏見の”高いけど買ってよかった”山用品ランキング】

1位☆ パタゴニアの下着 3000円  W's Active Hipster系列
この化繊の下着は蒸れない。けど、モンベルのはちっとも乙女でない。パタゴニア製はかわいい。
でパタゴニアの勝ち!キャミともセットにできる。

私はXSなのに店頭で見てSが良さそうと買ったら洗濯するうちに伸びてきた。サイズは小さめが
いいみたい。最近セールで買い足した。一般のスポーツメーカーの同じようなアンダーよりサラッとした
肌触り。”水を良く吸うタオル”を薄くしたような感じ。

寒くても暑くても、歩いているとお尻は汗をかく。蒸れてくるとなんだか気になるし、匂いを
発しているようなキモチになる・・・このアンダーは本当に蒸れない。普段のエクササイズにもGood!

2位☆ TheNorthFaceのタイツ(ズボン下、パッチ) 5500円
これも化繊らしいがパッと見、綿。日ごろ使用中のバレエ用のオーバータイツより暖かい。サポート力はない。
すごく暖かいので普段のズボン下用に洗い買えで2枚目を買ってしまった。ただ毛玉はできる。

3位☆ モンベルのウールアンダー 5100円
これはあったかい!暖かすぎてYシャツ1枚+これ、で冬の街も歩けそう。ウールは防臭効果が高いようだ。
冬中、愛用すること間違いなしのババシャツ。もしかして行動中は暖かすぎるのではないかという懸念さえある。

4位 ザック 

登山にしか使わないにもかかわらず、威力を実感するのはザック。

ずっと手持ちの街用ザックにチェストベルト代わりにバンダナを縛って横揺れを抑えて使っていた。
最近ミレーのをアウトレットで買った。Sサイズ、30Lで日帰りから一泊用。腰ベルトの威力を実感。
これだけは早く買えばよかったな!って思う。ザックカバーがついて13000円だった。

背中にサイズがあうのが大切で、小さい登山ショップだと選択肢が小さくて買いにくい。
日帰りには大きく感じる・・・けど大は小を兼ねる。空でもいいじゃない。
体にあっているので少々重くても重さを感じない。

5位 軽アイゼン 7000円
なくても私達が行くようなところは、いけそうだけど・・・あれば、もっと行動的になるって意味で
買ってよかった。 

6位 エバーウォームのTシャツ
冬用にエバーウォームのトップスはとても暖かい。登山ウエアではなくて、ソニプラで売ってる。
ただコレも毛玉ができるので長くもって3年。


【”うーん”な登山用品】

1位 登山用パンツ 夏用&春秋用
カジュアルなものはジーンズしか持っていないので化繊のパンツが入るといわれ・・・1万円以上。
夏用のは短パンにもなる、ダボッとしたデザイン。冬用はカーキのカーゴパンツ。でもイマイチ、
ありがたみを感じず・・・ Northなのでまぁ最悪、夫が普段に履けるけど・・・。

2位 帽子  
夏の山用のつば広のもの。汗を放散するらしいけど、蒸れは出る。日に焼けるものは焼ける。帽子に
期待できる機能性効果は少ないかも。普段の製品との差は大きくはなさそう。
これは似合うデザイン重視がいいのかもしれない。 そもそもウエアにフードがついていれば
冬はそれで間に合うのかもしれない。


【優れもの小物 日用品転用】
1.ネックウォーマー
昔から持っていたパタゴニア製品。洗濯に強いらしく、ユニクロより優秀。頭に被ったら、耳も
覆えてGood。 毛糸のマフラーは巻くのが面倒そうだった。

2.タオルマフラー
暑い時期はコレを首に巻いて、手もふけるし、帽子代わりに頭に巻いたら暖かかった。
温泉でもらうような薄手のタオルでも同じ機能を発揮しそうな気がするが、温泉タオルだとカラーがカラーで
印刷が印刷だけにオシャレさには欠け、農作業中のようになってしまう。首に巻ける長さと薄さがある
タオルなら何でもよさそう。

3. ラバーサンダル Crocs
これは夏のビーチ用に宮古島で買ったのだけど、砂浜の灼熱の熱も伝えないし、冬は路面の冷たさも
伝えない。サンダルなので、さっと履けて、登山靴を脱いで車で移動している間や帰りの立ち寄り湯にGood。 
サンダルのくせに滑りにくいので、ちょっとした散策程度ならハイヒールやコンバースみたいな
ローテクスニーカーよりうん歩ける。分厚い靴下OKなゆったりサイズなのもいい。

4.傘
コンビニの透明傘は景色が見えてレジャーにGood。折り畳み傘は軽量じゃなくても問題なし。
ちょっと小雨程度なら帽子か、ウエアのフードを被ればいい。

5.ウールのレッグウォーマー
なんにしろウールは暖かい。バレエで使っていたがバレエ用でさえなく、300円程度だが十分暖かい。

【これはいらんわーってな山製品】

1.熊鈴  初心者が登る山は人だらけ(笑)熊より人よけがほしい

2.ショートスパッツ 夏用のスパッツって何のため?

3. 靴下
サポート付のがセールで1000円だったので買ってみた。良さ?イマヒトツ実感できず。
2枚重ねはダメ説とOK説とあり、実感できるほどの長時間を歩いていないのかもしれない。
6時間程度の歩行ではなんでもOKなのかも?つま先が凍るような雪山に行かないと
威力は分からない。むしろ、靴ずれ防止のために厚めを履く、ということなら100円ショップの
なら安い上に安いだけに化繊だ。手袋と共に、どうも通な世界では色々あるようだが一般登山者が実感できるエリアではなさそう。

4.耳あて   ヘッドホン型は斜面で転がる。おむすびころりん・・・とカンタンに転がり落ちる製品はNG。


【すっごくいいわけでもないけど、あっても困らないもの】
1.サーモス
サーモスはコップがついているヤツにしないと、熱々のお湯なんかをいれてしまったら口をつけて
飲むと火傷するくらい熱い。でも、熱々のお湯をいれておけば山頂でカップラーメンもできる。

冷たい水は山で手に入ることが多い。この用途には使用済みペットボトルのほうが軽いし、
いつでも手に入る。

2. ゴアテックスのロングスパッツ 3980円
これで雪山に入っているのだけれど、いつもトレースがあって、足がズボッといって雪が入るOr
濡れるようなところは歩いていないので、実用より、山ファッションの一環のような気がイマひとつしてしまう・・・ 
値段の価値があったのか不明。 

3. コンパス 持っていても見ることはない。登山道以外を歩く、とかないし・・・分岐で間違えるって
コンパスじゃなくて見るなら地図。

【保険=使用しない品(未使用のため性能判別不能・・・)】

1.ヘッドランプ  夜は登山しないことにしている&早出早帰のため。洞窟でも入れば要るか・・・。
これを使うために星空観察会など行きたいくらい。

2.雨具     ゴアテックスレインウエアは高かった。晴天専門登山のため未使用・・・(^^;)
使わないこと前提で少雨決行はナシならば、ホームセンターのでいいかも。
さすがに100円ショップのペラペラのポンチョは用を成さないと思う。
そういえば、高校の頃、雨の日も合羽を着て登校していた。ああいう合羽で十分そう。

3.ツエルト  まぁ念のためですから・・・仕方ない出費。あらかじめ使い方を知っておくことのほうが大事。


【値段の価値があったかは不明だが、役立っているモノ】

1位 軽登山靴 約2.5万円
価格の価値が分かるほど他のを履いていないので比較不可能。だけど無いと山にいけない。

2位 ストック 3980円
最初は要らないかと思ったが、ストックは下山で助かるんだな。子供の頃は体が軽かったなぁ・・・
いらなくなったらおばあちゃんにあげよう。

3位 小さく丸まるダウンウエア 1万円
スタッフバッグにいれて丸めると小さくなる。これは寒い冬のオーストラリアで普段に役立った。
けど、まだ1年もたたないのに中のダウンが出てきてアウターに付着するんだけど・・・ユニクロのほうが
もしかして優秀?

【憧れ代(笑)】
1.ガスバーナー
なんとなくあこがれて買いました・・・これで湯を沸かしてカップヌードルを食べるとおいしいかな?
と思いましたが、おいしさは調理のシチュエーションより、疲労度が決めるらしい。
活躍の場を広げたいものです。

【100円ショップ活用】
1.レジャーシート  お弁当を食べるときに
2.ほうろうのコップ 沢水を飲むときに
3.バンダナ     荷物に縛って目印に 使う前に洗う。すごく色落ちするので他のと一緒に洗わない。
4.フリースのひざ掛け  小さく丸まるのも◎
5.登山靴いれのバッグ 車での持ち歩きに
6.行動食   飴ちゃんとかチョコとか・・・
7.ほっかいろ 登山口で使い始めないと山頂で暖かくないかも

【ホームセンター活用】
1.手袋  なんかあったかそうなんです
2.軍手  何枚もほしいし

【番外】
1.日焼け止め  冬でもすごく焼ける。普段のお化粧品を夫にも塗っちゃう。
2.リップ      イマドキのはどれも日焼け止め入り。唇も焼ける
3.サングラス  運転でも西日がまぶしかったり・・・目の保護、少々なら無くてもいいけどあると快適。
4.布マスク  風邪ひきさん用のマスクでもしてると暖かい。バラクラバって犯罪者みたいだし。



■ 考察(笑)

こうしてみると、アンダーウエアは投資の甲斐がある。けれど、イマヒトツなのは、周辺グッズ。

一方で登山ショップというものは、多分メインの収入の柱はウエアにありそうでアンダーなど
必需品にはあまり利益はでなそう・・・ そこのところが登山ウエアがファッション性に流れざるを
得ない理由ですね。だって物欲をくすぐらなければ、利益が出ない。

ファッション性で物欲を喚起しつつ、でも機能性という足かせがあるため大量安売りもできない。

ゴアテックスのまじめな山ジャケットでこれさえもっていれば後はもう買わなくていいっていう正統派
ハードシェルは、ノースフェイスのでもどこのでも、品切れなのだそうです。

小さいショップだとハードシェルそのものを売っていなかったりします。結局、フリースやダウン、
その下の中間着を機能性を売りにいかに高く売るか、ってことになってしまう。 

でもこの辺の製品群が一番良さを実感しにくい。特に人口が一番多い軽登山の人には違いなんて
実感できないですよ。行かないですもん、マイナス15度のところ。

逆に正統派アルピニストはデザイン度外視で機能性のいいのを定価で買っているでしょうし・・・。
オシャレな森君や三歩さんって考えにくいなぁ。退職後の高齢者の登山組みは、ホグロフスとかマーモットとか、
買わなさそうだし。オシャレ代を出してくれる年齢層となると、登山人口より、スキーやスノボ人口のほうが
まだ多そう。

というわけでオシャレな登山ウエアは当分いらなそうだ。

■ 何から買うか

今思えば、一番最初に、高価な登山靴を買うのは正解にしても、ゴアテックスのレインウエアを買う
お金でザックを買うべきだった。 そもそも晴天時を狙っていく&曇ったら即下山、の山行きでは、
レインウエアは使用頻度がものすごく低い。 しかし、ザックなら毎回使う。

山は少しずつ揃えるほうが納得性の高い買い物ができると思う。多分登山ショップは、
”危険”を過剰解釈しすぎていると思う。というのもそのほうが高額商品が売れるからだ。

お金をかけて揃え始めるなら・・・

①軽登山靴 防水
②ザック   体にあったもの
③雨に降られてゴアの良さがほしくなるほど山に習熟するまで雨具はホームセンターのもの
④同じく夜間歩かないのであれば、HCのヘッドライト、あるいは懐中電灯(電池注意!)
④速乾性下着
⑤保温性下着
⑥ツエルト

レインとヘッドランプは節約項目です。ツエルトではなくレスキューシートなら500円くらいからあるし。
外せない出費でありますが、高額なものを買う必要はなさそう。お金をかけても安全は買えません。

あとは多分、ユニクロではダメだなってうすうす感じるようになったころあいで、ユニクロフリース(orダウン)
から、ステップアップするほうがいいような・・・。
後は冬山に登り始めたら冬に汚れてもいいアウターを持っていなければ山ジャケを追加ですが
経験が少ないと選ぶのに一苦労。中綿入りは暑すぎるのが要注意です。高い買い物ですよね、ハードシェルは・・・自分で選べるように色々なところにまずは出かけるほうが確実ですよね~

参考サイト
http://www.geocities.jp/mae_miyazaki/tozan/tozan_nyumonn/soubi/arekore.htm
http://www.geocities.jp/chonai_yama/item/outer5.html