Sunday, December 20, 2015

河又&天王岩 (前傾壁デビュー)

 ■ クライミングトリップ

1泊二日でクライミングトリップに行ってきました☆

暖冬でアイスがないので、岩でも・・・と、奥多摩・奥武蔵の岩場へ。河又と天王岩です。運転3時間と我が家からは少し遠いので、一泊二日にしてもらいました。山中で宴会兼テント泊。

冬場は岩が冷たくて、クライミングは、グレードがひとつアップと言うことが分かった。アイスがないなら、岩で、という作戦は、なかなか甘くはないことのようです(^^)。 山梨の岩場は、真冬でも温かく、恵まれているんだなぁと感じました。

 カイロまたは焼いた岩必携

です。今回は、冷たかったことに加えて、

 被った岩シリーズ

でした。 河又の岩は石灰岩、天王岩はチャートなのですが、共通点はかぶっていること。

駐車場前のトイレと壁画
■ 河又の岩場

河又の岩場の岩は、とても人工壁のホールドに似ており、人工壁育ちの人はあっという間に登れるようになりそうでした。

ハンドルみたいなホールドや指が一本入るかどうか、みたいなポケットがそこかしこにあり、岩の造詣が、丸っこいのです。

尾須沢鍾乳洞を目指して、山中を20分ほど歩けば、岩場に到着します。

そして、こちらはまだ日当たりがあり、日に当たることができました。


どちらかというと、河又の方が冬向きでした。

この日は湯河原幕岩で講習会をしていただいた講師にバッタリ出合いました。びっくり~!

コウモリ岩で、ミヤザキミドリ(5.9)に取り付いたものの・・・予想以上に大変。

二つあるうちの穴の2つ目までで、手も冷たくかじかんでしまいギブアップ。もう一回トライすれば良かった。

麦畑(10a)やいきのいい奴(10a)をTRで登りました。全体にグレードがしょっぱい。

いきのいい奴は、気に入って、途中までは何も考えず登れ、テラスから上が・・・でしたが、2度トライしました。

グレードが辛い岩場の中では、取り付くしまがある課題だった。被っているとパンプするので、パンプをしない登りが必要になる・・・

コウモリ岩での看板課題は、タコ(11b)なのかな?と思いますが、小瀬の人工壁の課題を思い出したくらい、登っているクライマーの登り方が人工壁ちっくでした。

フリーっぽいムーブというか・・・すごく体のフリを利用するという感じです。

あとはシュテファンフェイスを見て帰りました。

私の場合、今は同じ課題を繰り返し登るほうが勉強になります。




































シュテファンフェイス






























十里木無料駐車場
■ 天王岩

翌日は天王岩へ。天王岩は、秋川国際マス釣り場をめざし、その駐車場から、徒歩2、3分なのですが、クラミングネットに寄ると、こちらの駐車場は使えず、上の肥料屋さん隣の路肩の広いところも使えないそう・・・

というわけで、十里木(じゅうりぎ)の無料駐車場に停め、舗装路を歩きました。

20分くらいでした。ちょうど良いウォーミングアップくらいです。





目印のモアイ?この上に駐車場がある。
河又よりは小さな岩場でした。が、ついたら、先客が2パーティ。

うち、先輩の方たちがいて、感心してしまいました。年齢が行ってもクライミングできるんだな~。

しかも、11bくらいの被った課題、ちゃんとトップロープが張ってありました。

一人のおじさんは、ガリビエールのヘルメットを被っていらして、相当昔からやっているんだろうな~と思いました。

天王岩は、岩が冷え冷えで、まったく難しく感じましたが、アップに使った、コーナークラックが、わたしはトップロープでしか登っていませんが、なんとなくいい感じでした。

クラックと言ってもフレークを掴むみたいな感じで、ガバ連続でしたが、片足ジャムちっく、片足スメア、という感じがよかった。

湯河原のベビーピナクルで出来なかったムーブが、こういう感じなのでは・・・?と感じた課題でした。

コーナークラックの後は、ジョイフルクラックへ。最後で1テン。うーん。被っていると腕力の残りが尽きそう・・・と感じると怖くなる。ま、当然か。

この課題はクラックぽくはまったくなかったのですが、いつか再度トライしたいと思える課題でした。

その後、同行者が他の課題を試みるも・・・岩が冷たい上にかぶっているので、なかなか難しく・・・。

とりあえず、私は気に入ったコーナークラックでカムのセットの練習。

その後、下の岩場へ移動して、5.9の課題につづけて5.8を。なんかリードも出来そうな気がしたのですが、岩が冷たいのとパンプ気味で、腕力貯金がどうかというのが、納得感に欠け、保留してしまいました。

目の前に駐車場があるがガラガラ

ここは気候条件が厳しくないときにリードできそうです。

今回も頑張ればできたかもしれないのですが、なにしろ、岩が冷たくて、登っている間に感覚がなくなってくるので、判断が付かない・・・。

なんとなくトライしたい!という気持ちになれず・・・。

落ちながら、リードすればいいのかなぁ・・・。

最後は、気に入った”コーナークラック”をもう一回登り、スムーズになったな感に満足して、帰りました。

”コーナークラック”は、最後のところで左足のスタンスがとても甘く、その一歩に勇気が必要ですが、そこ以外は楽しいと感じつつ登れました。

大体岩って必至すぎです(笑)。なので、最近楽しいと思えるようになったことに

成長

を感じます(^^v)。


■ テント泊&交通

毎回、1泊二日の時は、宴会&テント泊しています。今回はキムチ鍋。

帰りは、上野原経由で帰りましたが、予想以上にスムーズで、道路の凍結もなく、ホッとしました。

いきは雁坂峠のトンネルを通って、中津川林道で河叉へ向かい、帰りは、檜原街道で上野原に出て、甲州街道でトータル2時間半で着きました。

前回は入間に行くのに、3時間半もかかり、渋滞もあって大変だったのですが、峠越えの道のほうがトータルでは早いようです。
天王岩入口

ただ、峠越えの道は、凍結の心配があるので、温かい冬だから取れたルートかもしれません・・・ 行きは冷えて、中津川林道は、-2℃の表示が出ていましたが、帰りは2℃でした。

道路は、濡れてはいましたが、凍ってはいなかったです。

■ まとめ

・フリー的な岩場は、ジムでの練習が、即、生きる

・冬は、カイロをもつか、焼いた石を持つ

・ウエアはあったかめが良い (クライミングは歩きより、体が温まらない)

・岩場は、北向きは寒い(当然だけど)

■ その他

 河又での事故目撃記録

 天王岩トポ(昔のもの)

 今回のヤマレコ記録 





コーナークラック 5.8




火葬場の駐車場は使わないようにとのお達し


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