Sunday, August 9, 2015

三つ峠&瑞牆

■ 本チャン練習会を主催しました

土日は楽しく過ごしました。 木曜に小屋バイトしている友人を見送った後、土曜日は、朝6時ピックアップの7時集合で三つ峠での本チャン練習会。3人です。

メンバーは講習会仲間。講習会の仲間と練習するのは良い案です。なにしろ、講習会に来るような人たちですから、そもそも意識が高いです。

この意識の高さが重要です。たぶん、講習会費用を払ってでも、安全に山に行きたい、という部分が違うんですね。自分の安全を人任せにしていない。自分の安全は自分で守る。

講習会で一通り同じことを教わっていますから、技術のレベルというか、互いに何を知っているか?という部分も、共通の理解があります。 何より、技術についての敬意、知っているべきことを知っていなくてはいけない、という根本的な認識があります。

≪練習メニュー≫

 ・初めてザイルを組む
 ・初心者に教える場合のやり方を体験して置く

という二つの意味で、天狗岩でリード練習。それぞれ一回。一回だけのリードフォローです。3人なので3ピッチ。

1)懸垂下降して、リードするルートを確認する
2)各自がリードしては、フォロー(2名)を確保する。

天狗岩の良いところは、懸垂下降で始まるところです。懸垂下降は、敗退の技なので、アルパインの人はまず最初にできるようにならないといけないです。なので、”懸垂できない人はお呼びでない”天狗岩が最適。

その後、同じく天狗岩で、クラック練習

1)懸垂下降しながら、クラックにカムを設置。
2)その後、そのカムを使って、ピンクポイントで、リード。
3)各自一回リードしたら、最後のリードの人は、セカンドを確保して、ギア回収。

このやり方の良い点は、懸垂下降しながら、全員がカムの効き具合をチェックできることです。

ここまでで12時。これも3ピッチ。午前中は、計7ピッチでした。

その後、ランチ休憩30分ほど。午後からは、屏風岩の中央カンテへ。

各自でつるべして、1時間30分で3ピッチ。私以外の皆さんは初見リード。14:30には、終了点でした。懸垂下降も早く、15時前には終わってしまった!

時間が余ったので、もう1ピッチくらい行けたけど、欲張らず、一般ルートと草溝ルートを確認して、下山。16:30.

10ピッチ稼いだ計算で、ゆとりを残して下山し、天下茶屋でコーヒーを飲んで帰りました。

クライミングそのものが易しかったこともあり、けっこうゆとりがあった感じでした。

■ フリー講習

翌日はフリーの講習で瑞牆へ。10時集合、18時解散。 10.Aを2本、長い5.9を一本、10.cを一本して終わりです。4本です。

瑞牆は穴場を案内してもらいました。参加者は7名と多かったですが、誰も岩場にいないので、独占できました。

普段は、もう一本くらい登ってるかなぁ~という感じでしたが、7人もいて、4本登れたら十分かなぁ~、トータル28本ですもんね。 ビレイヤーも大変です。

初心者の頃沢登りのツアーで出会った女性の友達も参加してくれ、久しぶりの再会が楽しかった今日。

フリーは難しいですね~ アルパインとは全く違うな~。

全体として、三つ峠(アルパイン)と瑞牆(フリー)の違いの際だった今回の週末。

≪まとめ≫

・ロープワークはもう少し慣れが欲しいところ
・三つ峠は6回目 
・意外に朝一リードは怖かった
・10.Aは登れたり、登れなかったり
・楽しい岩だった
・最近、沢では岩の弱点が読めるようになってきた
・フリーはそもそも弱点ではないので、難しい・・・

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