Wednesday, April 8, 2015

岩と沢

■寒のもどり

今日は甲府は悲しい冷たい雨です… 寒のもどりですね。降雪の予報まであるくらい。

図書館に出かけようと思いつつ… 寒さにちょっと躊躇しています。やっぱりトウモロコシ、月曜に植えなくて良かった・・

■ 成長に感動

今年は春が早く、そろそろ岩シーズン開幕です。

しかし、去年の4月の時期の記録を読み返して、去年の三つ峠の頃は、

トポって何?

状態だったことを考えると、一年の成長に感動します。岩は怖くて、一度はお誘いを断ったくらいですから・・・。

去年の岩登りのリスト。

2014年10月10~13日 北穂池・前穂北尾根 つるべ
2014年10月4日 御坂 十二ヶ岳の岩場    つるべ
2014年9月4日  御坂 十二ヶ岳の岩場    トップロープ
      ・・・・ここで息切れ・・・
2014年8月23日 奥秩父 太刀岡山左岩稜                セカンド
2014年8月13日 御坂 三つ峠マルチピッチ 初めてのダブル     つるべ
2014年8月4日  奥秩父 瑞牆山 カサメリ沢 モツランド        トップロープ
2014年7月14日 奥秩父 太刀岡山 小山ロック クライミング     トップロープ
2014年7月13日 小川山 春のもどり雪 マルチピッチクライミング   つるべ
2014年7月12日 御坂 三つ峠 マルチピッチ クライミング        つるべ
2014年6月30日 小川山 親指岩 小川山レイバック           トップロープ
2014年6月29日 小川山 八幡沢 春のもどり雪              つるべ
2014年6月22日 御坂 十二ヶ岳の岩場                   つるべ
2014年6月15日 小川山 父岩母岩 小川山物語             トップロープ リード
2014年5月25日 小川山 八幡沢 春のもどり雪 マルチピッチ入門  セカンド、リード
2014年5月22日 小川山 屋根岩2峰セレクション マルチピッチ入門 セカンド
      ・・・・岩通いスタート・・・
2014年5月18日 十二ヶ岳の岩場 岩入門                 リード
2014年4月5日  御坂 三つ峠 屏風岩 マルチピッチ デビュー   セカンド
2014年1月18日 御坂 十二ヶ岳 ゲレンデ アイゼントレーニング  セカンド

■ 経済的理由?

苦手系とは言いつつも、シーズン初めは、身体ならしにボルジム行かないとなぁ~。 ”人工”壁は、お金がかかるのが、しぶしぶ感がある理由です(笑) 

同じ2000円なら、交通費に掛けたい・・・

私は肉体の声に敏感なタイプなので、しばらくクライミングしないと、広背筋が「伸びたい!」って言ってくるのが分かるんですよねぇ…。むずむず感というか。脊柱起立筋も使わないとむずむずしてきますし。そういうのは、”負荷”の問題なので、軽い負荷のヨガや日帰りの山歩きでは、ムズムズが収まらないのです…。

■ 雨の日は畑、晴れたら近郊の岩 長期休暇は合宿

今年は、去年のデータがあるので、去年のデータを生かして活動できますが、それによると、大体11月までが岩シーズン。

そして、岩ってのは、雨だとできない…

 アイス → 山がダメの悪天候の日用
 
 岩   → 晴れの日しかできない

というわけで、去年はだいぶ岩の予定が雨で、どうしたらいいのか…と行き先に行き詰まりました。

夏の雨の日の選択肢は

 

です。 もちろん、ゴルジュがないなど、逃げ場がない沢ではないように気を付けた選択が必要ですが、雨の日は夏山では沢くらいしかありません。岩はできません。だから、

 車に沢装備と岩装備を入れておかなくてはなりません。沢は臭いので、温泉セットも!

です。でも、今年は、畑があるので、

 雨の日は畑

という選択肢があるなぁ… 畑=癒し なので、うれしいです。

つまり、

 ・農具
 ・クライミング用具
 ・沢用具

を一緒にしないといけない。

■ 土足でずかずか入ってくる人たち

誰もが 自分が大事にしている価値観へ土足でずかずかと入られると嫌だと思います。

例えば、開拓の軽視。 行きたいと言っているルートへの抜け駆け登山。パートナーの横取り。

私は自分の登山史を大事にしています。心の山、ご縁の山、自分で見つけてくる山。

どうして、私が見つけてきた山に勝手にいっちゃうのかなー。誰だってそんなことされた相手に良い印象を持つはずがないですよね~。

■ 大事にしている価値観

というわけで、どう見ても、私はバリエーション指向には見えないハズと思うのですが… そりゃ嗜み的に本チャンを知っていないといけないと思いますが。山岳会なんだし。

私が大事にしている価値観は

 ・自分自身の力で登った山が自分の山
 ・とは言え、連れて行ってもらう山を否定することは、プレゼントを拒絶するようなもの、つまり山は先輩のプレゼント
 ・自分で登ったⅣ級の方が、登らせてもらったⅤ級より価値がある
 ・心の山をつなぐ 
 ・足で歩いて開拓する
 ・ハズレの山があるから、当たりの山がある
 ・実力に合った山に登る
 ・連れて行ってもらった山は、どうやって自分で登れるようになるか、の材料にする
 ・連れて行ってもらったら連れて行く

です。

基本、

 近・短・安

です。八ヶ岳は近いのです。1時間だし。私は、アルプスなどの遠く、長時間運転が必要で、お金がかかる山ではなく、近くで、短い運転で行け、安上がりな山を目指しているのです(^^;)

 アルプス系 → 遠・長・高
 近場    → 近・短・安

どうも富士山は近いらしいので、高い山でも近ければ行った方がいいな~とは思っていますが・・・。

何しろ、

 山を日常 

にするのが希望です。無雪期は、低山は不快なエリアになってしまうので、あまり出かける先が無くなります。それが困った点…それを補うのが沢なんですよね。

また、甲府は、岩はとても近くに色々あります。でも岩も暑くなるとやってられません。という訳なので、今年はご近所の沢の開拓を頑張ります☆

■  登山とはどういうものだろうかという疑問 解消中?

私は、そもそも探求、何かを調べる、発見すると言うことが好きなたちで、小さいころは、理科の実験がもっとも得意な科目でした。友達と遊ぶより、ひとりで本を読んでいる子供でした。知りたがりデス。

登山ということに関してみると、登山を始め、今までの間、私の目は、 

 登山とはどういうものなのか?

に向けられていたように思います。そして、結論が出つつある今、

以前ほど魅力を感じる世界だとは考えなくなりそう・・・

です。特にアルパインのバリエーションの世界。

探究が好きな人にとって、分かってしまえば、興味を失うのは、自然なことなので、また別のことを探求すべき時が来たのかもしれません。

私はこの分野では、年に一回か二回、自分の実力に合った、いわゆるクラシックルートと言われるルートに行ければ万々歳、程度な具合です。

■ 自分は登山でどこまで行けるだろうか?

果てしなき探求という意味では、

 一つの世界で、自分はどこまで行けるだろうか?

という問いも、探究するに値する問いになります。

世界的クライマーのアダム・オンドラ君は、岩登りで How far I can go に興味があったそうです。その結果が世界的クライミングなのですから、立派なものですよね。自分を試したいのであって、誰かに勝ちたいとか、世界一になりたいと言っていないことに共感します。

この問いは、自分の能力に関する問いです。自分がどこまで通用するか?この問いの立て方は、若い人には有効で、どんどん自分を探求してみてもらいたいな~と思います。

ただ、私は登山を 

 自分の能力開発の世界

としては見ていないので、自分の能力がどこまで開花するのか?ということにはあまり興味がありません。コツコツ努力して登れるようになりたい、とは思っていないのです。ロープワークは、登り屋じゃなくても必修科目ですし・・・

去年の4月と今年の4月を振り返ると、成長にはビックリします~率直な所。 でも、正直な所、

今年は同じペースでは成長しない予定

です(^^;)。 すいません~ だって、去年、エライ疲れたんだもん。

■ どこまで扉が開き続けるのか?

登山という世界の扉が、目まぐるしく、私の前に開け、開けても開けても、次があるので、

どこまでこの展開は続くのだろうか?

という問いを持っていました。まるで面白いドラマのように展開が次々と開けて目が離せない!と言う感じです。

一つの疑問を持つと、その疑問への回答が用意されるような経験が待っていました。 本格的な登山とはなんだろう?と疑問に思えば、こういうことだよ、というような経験が用意されていた、ということです。

これは扉をどんどん開ける勇気が導いた結果だと思います。結構面白かった! 

ただし、開けた扉の先にあるものが必ずしも気に入るとは限りません。その時は、その扉を開けるのではなく、別の扉を開ける方が良いですね。

私にとって、バリエーションはそういう感じです。超・煩悩の世界、自己顕示欲と競争の世界に感じられました。

■ 出会いが作った山

山を始めてからと言うもの、多くの出会いがあり、その出会いは、私に知らなかったことを色々と教えてくれました。

師匠との出会い、リーダー講習の友人との出会い、山岳会との出会い、岩場や氷瀑で出会ったベテランとの出会い、コメントをくださるベテランさんとの出会い・・・色々な出会いがありました。

私は、あまり運動が得意なほうではありません。ですから、体育会系の元祖みたいな、山岳部、山岳会とは無縁なタイプです。まさか、自分が3kのアウトドアの世界になじめるとは思っていませんでした。もっとも遠いと思っていたのです。

図書館で本を読んでいるだけで青白かった私が、まさか私が岩をよじっているとは!です。そういうわけで、以前のワタクシを知る人はビックリ!な感じです(笑)。

それは出会いもですが、

 変化を恐れなかった

ためと思います。

■ それではどこへ向かうのか?

自分がどこへ向かうべきなのかは、あまり心地よくなかった経験がむしろ教えるものかもしれません。

うるさい小屋が嫌だなぁと思ったら、テント泊に自然となりますよね。

そういう意味で、私は自己顕示欲が一杯の世界にはあまり足を踏み入れたいとは思っていません・・・

■ 山口輝久 『山頂への道』から

最近読んでいる本からの引用です・・・ 『頂上について』というエッセイ

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どんなに激しい登攀の報酬としてあたえられた頂上でも、そこで謙虚な気持ちになれない登山者は、人間としての質が不完全な者である。

多くの危険や困難に打ち克って山の頂上にたった登山者が、そこで誇らかな喜びを味わうのは、たしかに正当な要求であろう。

しかしながら、誇りとは他に対する優越ではなく、どこまでも対自的な正しい人間の心情である。正しく自己と向き合ったとき、人間はおのずと謙虚な気持ちにならざるをえなくなる。

誇りは謙虚さによって人間の徳としての品位をたかめるということができよう。

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ついでに 気に入った言葉。

努力して結果が出ると
自信になる

努力せず結果が出ると
傲り(おごり)になる

努力せず結果も出ないと
後悔が残る

努力して結果が出ないとしても
経験が残る                


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