Friday, October 24, 2014

本チャンって何だ?

■歯科

今日は素晴らしいお天気でしたが、一気に寒くなりました・・・朝から、バタバタと忙しくしています。

今朝は、歯のインレイが出来上がってきて、インレイを詰めたところです。セラミックインレイ。 クラウンでなく、インレイで済んでよかったなー。右下の5番です。最近はセラミックの材質が進化し、2次カリエスのリスクが、非常に少ない材質だそうです。

カリエス、つまり、虫歯ですが、厄介なのは、一回虫歯になると、かならず2次カリエスで、再治療になることです。

それは詰め物との間に細菌が残るか、入るかするからで、これを防ぐ方法は一切なく、どのような詰め物が入っていても、必ず再治療になります。

また虫歯に一切ならない現代人はいません。なので、作戦は、再治療までの期間をいかにして、長く取るか?ということになります。治療が頻繁なほど、寿命は短くなります。まぁ、歯は、骨なんかと同じで、自分の寿命より、持てばよしです。

山ヤさんは、「膝は消耗品」と、言いますが、それとちょっと似ています。


■ 本チャンデビュー!

最近、前穂北尾根に行ったのですが、クラシックルートとか、アルパイン入門とか、色々言ってみたのですが、なんとなく、しっくり来ない・・・うーん?

で、思い出した! 本チャン です。 そう、本チャンっていうと、しっくりきます。

でも、「本チャン」って、ちょっと変な言葉だ。

だって、”本”は本番の本、と分かりますが、”チャン”って?大阪では、アメのことを「アメちゃん」と言いますが、同じなのでしょうか? 敬称(笑)?愛称(笑)?

本チャンは、平べったく言うと、本番、って意味です。ということは、他のは、非・本番(笑)?

つまり、同じマルチピッチでも、ゲレンデは、”練習”です。

だから、三つ峠は、本チャンの練習ゲレンデです。

しかし、同じマルチピッチでも、小川山になると本チャンの練習とはちょっと違う。小川山は、フリーの岩場ですが、マルチピッチのルートもあります。しかし、これは、本チャンとは言えない。流通している言葉の中では、やっぱりマルチピッチか、トラッド(Trad)が一番ピッタリ来ます。

 本チャン = 夏山のアルプスのルート
 トラッド = フリーの岩場のマルチピッチやクラック
 マルチピッチ = ショートルートではなく、リード&フォローで登るルート
 ゲレンデ = 三つ峠、小川山、十二ヶ岳の岩場などの練習用の岩場の総称

それにしても、アルパインクライミングって?海外の本チャン、はアルパインクライミングなのだろうか?それとも冬壁のことをアルパインクライミングというのだろうか?

なぜか冬壁は本チャンとは言わない。雪稜のルートも本チャンとは言わない。冬期登攀と冬壁は違うのだろうか?アイスのルートはマルチピッチだけど、一体どういう位置づけになるのだろうか?

でも、みんな、冬季のクライミングは、アルパインとは言うような気がする・・・。どうなのかなぁ?

ウィキペディアのアルパイン・クライミングの項

■ 登山の延長線上にある本チャン

考えてみると、本チャンは、普通の登山の延長線上にあります。

無雪期の想定ですが、

ハイキング → 日帰り登山 → 小屋泊 → テント泊 → 連泊縦走 → クライミングデビュー→ 外岩デビュー → フリーのマルチピッチデビュー → ゲレンデ通い → 本チャンデビュー

という一連の流れになるかと・・・。

本チャン中
昔はインドアクライミングは無く、アウトドアの易しい岩場から入ったそうです。インドアは、クライミング力を加速的に伸ばすことはできても、外岩とは全く違います。

それぞれのフェーズで、身につけなくてはならない重要なことを身に着けている必要があるのかも・・・?

というのは、本チャンに行っても、ハイキングに一人で行けなければ、自信にはつながらないみたいだからです。

ハイキングはハイキングで身に着けるべきことがあり、日帰り登山では日帰り登山で身に着けるべきことがあり、小屋泊では小屋泊の・・・なのかもしれません。

■ クライミングから入ると、歩きが課題に

不思議なことに、クライミングで育つと、クライミングの延長線上には、本チャンはないみたい・・・?

ボルダリング → 外岩ボルダリング → 開拓 → ゲレンデ

スポーツクライミング → コンペ → 優勝 → 連勝 → 有名人 → ルートセッター?!

インドアクライミング → 外岩 → ゲレンデ → 高難度フリークライミング → 5.15で世界記録?!

つまり ”歩く”という要素は、クライミングに発展していくが、クライミングと言う要素は、なかなか”歩く”に発展して行かない宿命にあるようです。

私は、都会と山梨では、都会にいた頃の方が歩いていました。平日の、その運動量の差を、休日に歩く山歩きで埋め合わせしているような気がしないでもないです(笑)。

今日はとてもきれいな快晴でどこかを歩きたくなってしまいました☆

さて、明日は小川山です。明後日は、アルパインクライマーの天野さんの地図読み講習です☆

余談ですが、大抵の山雑誌は9月は地図読み特集です。それは、10月とか、11月に地図読みの山をしましょう、って意味なのかも?秋になると一気に藪が薄くなり、地図読みの山がやりやすくなります。

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