Monday, May 5, 2014

雪上技術の良い技術ムービー

■ YouTube

今回は、スタンディングアックスビレイ以外では、コンテで歩きました。 先輩が後ろで私が前。

下山では、普通の山でも、弱い人の方が前です。 そうしないと落ちたとき、気が付かないじゃんね?

余談というか、愚痴ですが、、金魚の糞タイプの登山者の人は、いついかなる時でも、後ろを歩きたがります。 その上、後ろを歩くのが楽をしていることだとは、分かっていなかったりもします・・・。

特に雪稜の登りで、ずっと後ろというのは、まぁ基本的には一番楽って意味です。 そういう人に限って、山頂までの最後の登りの一瞬だけは一番乗りしようとしたりして、楽な所だけを取っている人は多いです。

で、歩き方が心もとないなぁ・・・心配だなぁ・・・と思って、下山で前を歩いてもらおうとすると(基本、親切心なわけです)、ルーファイをしたがらず、後ろを歩きたがります(^^;) もう・・・歩くのくらい、自立してほしいなぁ・・・となります。

もっと問題なのは、一番後ろはサブリーダーの場所だと思って、何の役割もはたしていないのに、後ろを歩きたがる人。そういう人は、ルーファイがかなり怪しい。 一番楽なことしかしていないので、歩けることに過信がある可能性もあります。

私が行ったことのある講習会では、誰もが先頭を譲りたがらない(笑)というのがありました・・・一番大変なポジションは一番面白いポジション。

えっと、スタンディングアックスビレイの話題でした・・・(^^;) これ、日本初のビレイ方法だからか、海外の技術ビデオにはヒットしませんでした。

唯一あったビデオは・・・なぜか腰がらみになってるんだけど・・・。いいのか(笑)?




もっとしっかりした、マウンテニアリングのビデオがありました。こっちは信頼置けそう!

このお兄さんがかっこいいのもそうですが、雪の質が硬く、いかにもアルパインな感じのロケーション。

”バケツを掘る” というのは、斜面に、水平面を作ることですが、これは日本の山ヤさん用語か?と思っていたら、もしかして、英語から来たのかもなぁ。

Bucket Seatと言っています。 アンカーはピッケルの横埋めで、上方に取っています。 腰がらみですが、制動側のロープが、Dead Rope(死んでいるロープ)、確保側のロープがLiveRope(生きているロープ)と言っています。

バケツを掘った横に、さらに、巻きあげたロープを置くための別の小さなバケツを掘っています。

アンカーはしっかり、ピッケルを横向きに埋め込み、長いスリングでプラトー上に溝を入れています。

■ 過保護なお母さん的

細かい注意点がいかにも山ヤって感じ。 それに好感します。 

山ヤさんの注意って、初めて聞くと、心配症のお母さんの小言みたいだけど(つまり、過保護な感じ)、その時役に立たなくても、聞いておくと、結局良かったな、ってことになります。

バケツを掘れ、とか ピッケルでセルフを取れ、とか、サーモスを外付けするなとか、ですね。

私は特に慎重派なので、アレヤコレヤと言われるのは嫌なタイプではありません。 が、過保護が嫌いな人はいるだろうなぁというのは分かる。

私はむしろ、大雑把なのが嫌いです。 今回のテント泊では、テントに入る前に、4つある隅のどれに誰が座るか、テントに入る前に聞いたのに、結局先輩が、一番出口のそばに座り、別の先輩に「新人が出口に座るもんだ」と言われました。 そういう発想をするだろうと思ったから最初に聞いたのに・・・。

聞いても、場所決めをしなかったんだから、新人のせいではありませんよねぇ・・・。 こういう年功序列、たぶん、若い人が来ない理由の一つになります。絶対に私の年齢以下の人には通じません。

別に私は若くもなんともありませんが・・・ 基本、私が人を連れて歩くとき(=自分が先輩の時)は、自分が下座です・・・(^^;) 

安全のためのロープやツエルト、消毒用の水など余分な重さも背負い、ギアも貸し、運転もし、計画も立て、下山時の温泉や立ち寄りスポットまで計画して、家の前まで送っても、連れて行ってあげた人からもおごってもらったことはありません(^^;) 別にいいですけど・・・そういうのは、グループ内で清算できるものではないと思うなぁ。

あ、また脱線しましたが(愚痴)、雪上確保の話でした。 この二つのビデオはなかなか役に立つ話です。






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