Wednesday, November 13, 2013

山梨の故郷の山と岩場は仲良し

■ 山梨の岩場は故郷の山にある

山梨県は実は岩場に恵まれた場所で、クライマー天国、ともいえる土地柄です。

ところが、山登りと同じくやっぱりあんまり地元はその”お宝”には無頓着のようです。

まぁ岩に興味があまりない私が言うのもなんですが… 私は何度考えても、やっぱり高いところに適性というか…志向が…私は山登りを始めたころから一貫して(とりあえず主張しておきますが(笑))、長く歩きたい=縦走志向でした。

遠くへ遠くへ行きたいのが私。今いるところから出来るだけ遠くへ・・・。ここではない”どこか”へ・・・。

なにしろ、メインテーマ、コレです(笑)。歩くとこの曲が頭の中に流れます。

Away, Away
Come away with me
Where the grass grows wild, where the winds blow free



Away, Away… 逃げたがってる(笑)? 

まぁ私にとって故郷、ホームタウンが決して幸せな思い出の地ではないことは、私にとっては受け入れるしかない現実なので、仕方がありません。地元を愛せる人のこと、ちょっとうらやましいです。

しかし、それにしても私は遠くへ行きたいわけなので、遠くではなく、近くて高いところである、岩登りは微妙なのですが… 「岩登りは山登りの基礎です!」と皆がいうので、ならば仕方あるまいと一応、こんなものを図書館でゲットしてきました。

日本100岩場 伊豆・甲信



■ 山梨の岩場

瑞牆山
孫女
甲府幕岩
兜山
太刀岡山
三ツ峠
十二ヶ岳の岩場
乾徳山

この中で、クライマーじゃないと知らないだろう名前は甲府幕岩くらいで、普通の登山者も行く山ばかりです。

でも、なぜか登山の本にはこうした岩場のことはほとんど書いてありません。だから、普通の登山者は
岩場があることもしらないし、岩の名前も知らない。

さらに日本のヨセミテ小川山は長野県とはいえ、瑞牆山の隣。小川山の方は登山者にはあんまり人気がない。きっと名前が地味すぎるのでしょう。

でもクライマーに人気すぎ(笑)。日本のヨセミテですから。

瑞牆山、兜山、太刀岡山、三つ峠・・・、登山者にとっては難易度が低い山です。誰でも登れる山と言う方がいいかなってくらい。思い立ったらすぐ行ける立地でもあります。

登山をしていると、大体土日に歩く、というようなことになるので、ワンシーズンに行ける山は限られ、いくつか候補が合っても登っていない山が出てきます。 ☆1の山を全部登らないと☆2の山に行かないってわけではないので・・・・

と言うわけで、登山をする中で初級の山になのに歩き損ねていたりします。私は太刀岡山とか行ったことがありません(笑)。

この岩場のリストの中では、瑞牆山、乾徳山は奥秩父の山の本に出てきます。太刀岡山はヤマケイアルペンガイドにいはないけれど、アタック山梨百名山には出てきます。

これらの中ではほとんどの山が昇仙峡エリアにありますが、例外は三つ峠と十二ヶ岳で、富士山側の山です。

■ シーズン

登山には実は適したシーズンというものがあり・・・無視するととても不快な目にあうだけでなく、ちょっと危険な目に遭うこともあります。

大体こんな感じです。

秋 9月の紅葉は高山、11月の紅葉は低山

冬 高山は雪山、低山は日向ぼっこの山、空気が澄むので低山でも展望が良い

お正月 雪山登山最盛期

2月 八ヶ岳雪山登山適期

3、4月 高山は雪山、低山は高山植物。残雪期と言う。北アや上越の山のチャンス

GW頃 高山は雪山、低山は清々しい新緑、これを過ぎると暑い。

梅雨時 山岳エリアによる 八ヶ岳は登山適期。過ぎるとアブが。

7月 南ア適期。  低山は暑くてやってられない

8月 北ア適期。  低山は暑くてやってられない

とまぁこんな感じです。

今からは冬なのですが、雪山は雪が降らないと雪山ではないので(笑)、雪を待ちわびるような日々になりますが、快適なのは低山であり、そして南に面した、岩です。ポカポカ。

そう 初冬は岩登りのシーズンでもあるんですよね。 

そして、冬は藪山のシーズンでもあります。冬になると植物が枯れて歩きやすくなるというわけで(笑)

つまり岩も藪も、低山趣味の一種ってわけなんですね。ご近所の山系?

つまり、山梨の故郷の山を深化させると、きっと藪と岩になる・・・ まぁ遠くに行かないから当然か。

でも山梨は一応南アルプスと言う高山も有しているんですけどね・・・でも南アは冬のアクセスはお正月以外ほぼゼロです(汗)


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