Wednesday, May 15, 2013

日赤の救急救命講習 一日目


今日は、日赤の救急救命講習の一日目でした。

救急救命法の講習の受講が、山岳総合センターのリーダー講習の修了には条件になっているのです。
3日間の連続講座です。

■ 心肺蘇生法はだいたい5年で変わる

救急車を呼ばねばならないような緊急事態に際してどうするか?は、大体5年ほどで新しい方式に見直されているのだそうです。

今日ならったことを簡単にまとめておきます。

① 最も大事なことは二次災害の防止 つまり 自分自身を守ること
② 次に大事なことは、心肺停止を阻止すること つまり胸部圧迫を繰り返すこと

胸部圧迫は、要するに心臓マッサージです。これさえできていれば、人工呼吸ができていなくても、心停止を免れることが出来るのだそうです。

胸部圧迫 + 人工呼吸 = 心肺蘇生

①傷病者を発見。

② 周囲の安全確認。 行けそうな場合のみ救助に向かう


③傷病者の観察。 大量出血の有無。


④なければ、意識を確認。耳元で○○さん、と呼ぶ。


⑤意識がなければ、他の救助者を呼ぶ。 「誰か来て」


⑥第一発見者が、次の2点を援助者に指示する。「119番」 「AED」


⑦胸部圧迫に入る。 1分回に100回のペースで30回。少なくとも5cmは沈み込むように安定して胸部を押す。2回の人工呼吸。



AEDの到着まで継続


⑧AEDの使用。 AEDの指示に従う。


⑨ 再度胸部圧迫から心肺蘇生に入る。


⑩ 救急車の到着まで継続。

講習は実技中心でした。 こういう講習って、特にリーダーでなくても一般市民ならだれでも受けたら良いと思うのですがなんで、
学校とかでやらないんだろうな??

誰もが知っておくべき内容だという気がしました。

その他、保温の仕方、喉にモノが詰まった時の対応法、など、学びました。

夕方からは、スタンスが小っちゃくて、ホールドがカチ持ち中心の、私にとっては難しい壁に取り組み… 今日は盛りだくさんの日でした。

良くまとまっている緊急救命法の解説

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